前回までの「実録!DINKSのためのタワーマンション評価1」、「実録!DINKSのためのタワーマンション評価2」に引き続き、ガイド大久保の超高層マンションの入居体験記です。今回は、居室部分の居住性についてレポートします。タワーマンションのメリットとして眺望の良さなどは想像できますが、その他の面ではどうなのでしょうか。

3、室内の居住性について
——超高層マンションの眺望は?

眺望
44階からの眺望。タワーマンションにしかないオプションですね。
息を呑むほどの絶景です。この価値は何物にも代え難いものがあります。真空パック状態での暮らしですから、眺望くらい良くないと、鬱鬱としてしまいます。しかし、2週間もすると慣れっこになってしまい、こんなものかという感じです。もっぱら最近では、訪ねてくるお客様のおもてなし用、といった感じです。

3、室内の居住性について
——室内環境は快適か?

高層階のバルコニー
高層階は風が強いため、バルコニーに置きたい植物にも注意が必要です。
空中高く暮らすということは、室内環境にも大きな影響を及ぼします。風が強いです。窓は開けられますが、風が強いので敢えて開けない、真空パックな生活です。したがって、24時間換気をしないと悪い空気がこもってしまいます。また、窓を開けた状態で、宅配便業者などの来訪者が玄関ドアを開けると、風圧でポルターガイストのようにモノが飛びかいます。

温度は平地より低いです。一般に100mで0.6℃下がります。44階はざっと3m×44階=132mなので、地上より約1℃程度は低くなります。が、窓は閉め切っているので、夏はほとんどの時間冷房が必要です(まだ、冬に暮らす機会は到来していないので暖房のことは分かりません)。もちろん、24時間換気なので、換気扇の音が常時しています。

このように超高層マンションは、快適な空気環境は機械によって制御されなければなりません。映画館や地下街など、空気が必ずしもよくないところにいると、頭が痛くなるというような人は、自分にとって耐えられる環境かどうか、超高層のホテルなどに宿泊し、事前に試してみることをお勧めします。

火災防止の意味もあり、IHクッキングヒーターが普及しています。夏の調理が暑くなく、ごとくがないので掃除が簡単と、女性には有難いIHです。

3、室内の居住性について
——不便?な通信状況

携帯が通じにくくて、困っています。実はこれは、高層マンションでは、いろんな携帯電話の電波が届きすぎ、それが干渉を起こして携帯が途切れ途切れになる現象が多発するからという説明をする方もいましが、当マンションのパンフレットには、「通信各事業者それぞれの通信システムで運用されているので、事業者が設置する通信中継設備の位置及び電波状況によっては、団地内または建物内での使用において通信が不能となる場合があります」と書かれています。要は建物内に電波が届かないことがある、ということでしょうか。


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