田舎暮らし/田舎暮らし・スローライフ情報

女房の説得から始まる田舎暮らし

田舎暮らしガイドがチャレンジした「私のプロジェクトX/移住版」。 田舎に住むぞ!と宣言してから海辺への引越しまで、七転び八起きの5年間の体験をご紹介。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド

「当方は2年前に○○県の○○山中に新規就農したものですが、移住半年を経ずして「やっぱり都会がいい」妻と離婚し、現在はただ一人で農業に従事しております。一人ぽっちの農業もいいのですが、やはり楽しみは愛する人と分かち合いたいと現在パートナーを探していますが、なかなか・・・」

ある日、こんなメールが届きました。頑張れ、○○さん!
しかし、切ない。憧れの田舎暮らしの夢に、ピシャリと平手打ちをされた気分です。イメージしていた田舎暮らしと、現実の田舎暮らしとのギャップが引き起した結果でしょうか。田舎移住での家族の理解と説得の大切さを痛感しました。

田舎暮らしは素晴らしい!しかし、それを実現するためには事前の移住プランが重要です。滑って転んで、やっとこそさ実現した私の田舎暮らし。あなたの移住プランのご参考にどうぞ。

ステップ.1/家族の説得から始まった
男は夢を膨らませ、女は現実を見つめる・・・これはもう、しかたがない。子供の教育は?病院は?と、女性が気になる暮らしの課題はいっぱいです。
相手の顔をこっそり見ながら「やっぱり話しても駄目だろうなぁ」。私たちの場合、旦那は広告のプランナー、女房はお店の経営と一見、都会を離れられない仕事を持っています。お互い都会の楽しみを満喫しているし、きっと相手もそう考えている・・・でもね、これは勘違い。
さりげなくテーブルに田舎暮らし関連の雑誌を置いておく、なるべく休日には自然の中に出かける、有機栽培の食品などを買ってみる、と話題の切っ掛けを散りばめた後、満を待して思いきって話してみました。
女房の返事は「な~んだ、私はあなたの方が無理だと思ってた」。その夜は二人で未来に乾杯です!
ポイント:
*説得する前に動くな。田舎での家族は運命共同体、反対意見にも耳を傾けて解決策を見つける。

ステップ.2/田舎でどんな暮らしをしたいのか
理屈は無し。 何しろ海の近くで暮らしたい!これが二人の目標です。海を眺めて音楽を聴く、本を読む、そして酒を飲む。これが実現できるのなら、収入の減少などある程度の犠牲は我慢しようと。田舎で暮らすことは決して最終目標ではなく、自分達のライフスタイルを実践する手段ですから。
ポイント:
*自分達は田舎暮らしで何をしたいのかを明確に。そうすれば移住の候補地も絞られてくる。
*ライフスタイル別の体験談や行政の情報窓口などから、目標実現のための情報を集める。


ステップ.3/田舎での経済状況を把握する
私の仕事は、都市部の会社との年俸契約でした。数年後に田舎に移住しても仕事は回すとの約束でしたが、やはり現実は厳しかった。月2~3回程度の出張打合せに、徐々に会社側の不満が出てきました。もっと頻繁に出てきて欲しい。スタッフとのコミュニケーションが足りない・・・そして、ある日突然の契約破棄。その後、他の会社と契約を結ぶことができ何とか現在に至ってはいますが・・・「田舎暮らし」。都会の人も田舎に引越す人も最初は夢を共有できる言葉です。でもね、これが現実。
ポイント:
*田舎は都市部に比べ就職口が少ない。現在の仕事の継続契約や現地就職のための公的資格の取得など、準備万端怠りなく。

さて次のステップは、具体的なアクション>>
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