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東西文化のナイスブレンド!岐阜の田舎暮し(2ページ目)

県民性で探す田舎暮らしシリーズ岐阜編。なにげない振る舞いにハッキリ現れる地域の気質。移住先を見つける新しい方法として県民性に注目します。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド


◆岐阜の県民性ランキング

・歌舞伎座の数/1位(江戸や上方を抜き、七つも存在)
・盆踊りの開催時間/1位(郡上八幡の盆踊り、なんと4日間寝ずに踊り明かします)
・日本三名泉のひとつ/下呂温泉(残りは、兵庫の有馬温泉と群馬の草津温泉)
・ゴミの量が少ない/3位(リサイクルにも勤勉性?1位は佐賀、2位は山梨)
・預貯金高/8位(所得は16位ながらも、ここにも経済的勤勉性ありですね)

*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省、総務省 他


岐阜移住のための口コミ情報

・岐阜県人は日本のヘソというポジションを譲らないらしい

人口の地域的な分布の状況を、集約して分かりやすく示すものとして「人口重心」というものがある。日本の住民の一人ひとりを同じ重さと仮定し、その総重量の中心点のこと。日本の中心点となることから「日本のヘソ」とも呼ばれている。1990年の国勢調査では、その「へそ」が岐阜県郡上郡美並村で、同村ではこれを記念して「人口重心碑」を建てた。

2000年には「日本のヘソ」は同県の関市(旧・武儀町)に移動し、ここでも同町が1.5メートルの記念碑を建立。そして、総務省は2005年の「日本のヘソ」は、岐阜県関市にあると発表した。旧同町内を東南東へ2.1キロ移動したわけである。総務省は理由として「東京など首都圏に人口が集中する傾向が続いているため」と分析している。その後、関市が「ヘソ」のモニュメントを設置したのか?まだ情報は入ってきていない。

・飛騨匠(ひだのたくみ)は万葉集にも登場したらしい

「かにかくに 物は思わず 飛騨びとの 打つ墨縄の ただ一道に」(万葉集巻十一・作者未詳)

墨縄とは、角材などに墨溜まりから紐を引っ張ってピッと線を引くあの技である。「あれやこれやと浮気はしない、飛騨びとの打つ墨縄が一直線であるように、ただ一筋の道を行くのだ」という恋歌。現代風に言えば、飛騨匠の墨打ちの線は、人の手によるものとは到底思われないほど正確無比であり、迷いが無い。といったところか。奈良平安時代を最盛期に、都の内裏や寺院の造営にその腕を奮った飛騨の匠たちの姿を彷彿させてくれる。

現存最古の和歌集でも詠まれている飛騨の匠。江戸時代初期に活躍したとされる、有名な日光東照宮の眠り猫彫刻の左甚五郎も、飛騨の甚五郎の転訛説が根強い。飛騨高山出身の伝説的な名工としてはもちろん、「ねずみ」「竹の水仙」など古典落語の世界などでもお馴染みである。

◆島根が解るブックマーク集
・オフィシャルサイト>>岐阜県公式サイト
・岐阜の観光情報>>ぎふ観光ガイド-みつけた、岐阜。
・田舎暮らし関連情報/飛騨市>>田舎暮らし斡旋支援公社のご案内
・世界遺産の村を訪ねる>>白川村ホームページ

*掲載写真は全てイメージです。
*写真提供:Photo by(c)Tomo.Yun
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