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雨ニモマケズ!岩手の田舎暮らし(2ページ目)

県民性で探す田舎暮らしシリーズ岩手編。なにげない振る舞いにハッキリ現れる地域の気質。移住先を見つける新しい方法として県民性に注目します。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド


◆岩手の県民性ランキング

・県の面積/1位(北海道の次に広い面積、ちなみに日本で一番狭い県は神奈川県)
・食料自給率/106%(北海道、青森、秋田、山形などど共に100%を超える数少ない県の一つ)
・りんどうの生産量/1位(面積・生産量とも日本一、全国の3分の2を生産)
・ワカメの生産量/1位(養殖ワカメの生産量は全国の40%を占める)
・県立病院の数/1位(平成18年度調査で25病院)
・豆腐の年間購入量/1位(平成18年度調査で1世帯あたり約105丁)

*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省、総務省 他


岩手移住のための口コミ情報

・「雨ニモマケズ」のモデルになった人物がいたらしい

賢治の父親と交流のあった、斎藤宗次郎というクリスチャンがその人。当時の花巻ではクリスチャンを厳しく差別していたらしい。そのため小学校の教師だった宗次郎は職を追われ、食べるために新聞配達をやり、重い新聞の束を背負って1日40キロも走った。どんなに迫害を受けても、貧困の中でも彼は人々に慈愛をもって接する人だった。

熱烈な仏教徒であったが賢治はその姿を目のあたりにして深い感銘を受け、それが「雨ニモマケズ」に投影されているとか。賢治より18歳ほど年上だったが、宗次郎が残した詳細な日記には、最初の詩集「春と修羅」を出版する前のゲラを見せてもらったと記されている。

・イーハトーヴは文化財になっているらしい

イーハトーヴ(Ihatov)とは、岩手(いはて、Ihate)県をエスペラント語風に発音した言葉で、理想郷を意味する宮沢賢治の造語。作品の舞台となった場所6ヵ所が「イーハトーヴの風景地」として、景観の重要文化財に当たる「国の名勝」に指定されている。つまり、宮沢賢治が暮らし、作品の舞台になった風景が文化財として保存されたということ。

詩作「屈折率」などの題材となった雫石町の七つ森。童話「狼森と笊森、盗森」の舞台となった小岩井農場の狼森。長編詩「小岩井農場」で詠まれた滝沢村の鞍掛山。花巻農学校の生徒と遠足で行った花巻温泉の釜淵の滝。東和町にある五輪峠。作詞作曲で歌われた住田町の種山が原。文科相に答申した文化審議会は、「理想の大地として賢治が名づけたイーハトーヴを構成する場所で、 多くの人々に愛されている」と評価している。

・岩手の郷土料理は二派に分かれているらしい

東は太平洋に接し、西に奥羽山系をいただく岩手は地勢の変化に富み、また歴史的に南は仙台藩、北は盛岡藩に支配されていた藩制時代の違いが、食文化の地域差にも色濃く表れている。日常の食事もバリエーションに富み、麦飯、ひえ飯、あわ飯、かて飯、三穀飯など、季節ごとに素材を変えた料理が食膳にのぼる。

県北部はひえ、そば、小麦、大豆を中心にした「雑穀文化」。米の生産が少なく、主食を雑穀にゆだねざるを得なかったこの地方では、米に代わってそばが日常食として工夫されている。国内の雑穀生産は岩手県が一番で、中でも「ひえ」は8割を占めている。
県の南部は米を中心とした「もち文化」。北上川下流域に広がる豊かな稲作地帯では、米を中心とした食べ物が多いのが特徴。もち料理では日本一といわれ、ずんだもち、ふすべもち、くるみもちなど20種にあまる料理を生み出した。

◆岩手が解るブックマーク集
・オフィシャルサイト>>岩手県公式ホームページ
・岩手の観光情報>>「こちら岩手ナチュラル百貨店」いわての旅
・田舎暮らし関連情報>>イーハトーヴへようこそ

*掲載写真は全てイメージです。
**写真提供:EyesPic
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