カーテン・ブラインド/カーテン・ブラインドのコーディネート術

トランスペアレントはリビングの窓辺の主役になる!

目隠しとして使われていたレースやボイルが魅力的になってきました。柔らかく光を通すトランスペアレントは窓辺の主役として大活躍です!

執筆者:鈴木 理恵子

皆さんの部屋では、どんなカーテンを使っていますか?厚手のカーテンとシンプルなレースの2重で掛けている方が多いのではないでしょうか?今回はレースなどに代表される「トランスペアレント」と呼ばれる薄手の生地に注目してみましょう。

お洒落度上昇中のトランスペアレント

レースやボイル※といった薄手で光を楽しめる生地を「トランスペアレント」「ハーフトランスペアレント」などと呼んでいます。

 

上:ボイル地に刺繍を施したエレガントなトランスペアレント 下:カフェ色のオシャレなトランスペアレント。(画像:川島織物セルコン)

上:ボイル地に刺繍を施したエレガントなトランスペアレント 下:カフェ色のオシャレなトランスペアレント。(画像:川島織物セルコン)

レースというと白っぽい色で無地や花柄が多く、どちらかというと裏方的な存在でしたが、最近はすごくお洒落なデザインものが増えてきました。

カジュアルな空間におススメの楽しい色使いのものや、モダンな空間にぴったりのスタイリッシュで大胆な大柄、クラシカルな雰囲気にあうロマンティックな印象のもの、和風の趣もある凝った織り糸を使ったざっくりとした質感のものなど種類も豊富。いろいろなインエリアイメージに合わせることができます。


 


※「ボイル」ってご存知ですか?編み物であるレースとは違って、ボイルは、細い糸を使った織物です。レースと同様に、昼間、外からの視線を遮ったり、光を柔らげるのに使います。

 

一枚でも存在感たっぷり

太いボーダーがモダンなインテリアに良く合っています。比較的透けにくいタイプ。(画像:川島織物セルコン)

太いボーダーがモダンなインテリアに良く合っています。比較的透けにくいタイプ。(画像:川島織物セルコン)


織りが凝っていたり、意匠糸と呼ばれるニュアンスのある糸を使っていたりと、デザイン性の高いトランスペアレントは、それだけでも存在感が十分にあります。
外からの視線が気にならないようなリビングであれば、一重掛けで使っても遜色ないでしょう。
商品の中には、昼間の視線を考慮して見えにくいトランスペアレントもありますから、実際に手にとって透かしてみてから選ぶと良いですよ。


次ページでは柄の見せ方に注目してみます!
柄を活かすにはフラットに! >>

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