基本は目立たせない!
機能レールはカーテンをスムーズに開閉させるための裏方的な存在ですから、見えるよりも見えない方が空間のグレード感が高く感じられます。トラディショナルスタイルやモダンでリッチなスタイルなど、高級感あふれるインテリアを目指すのであれば、カーテンボックスやバランスをつけて機能レールを隠すとよいでしょう。左:レールが見えるよりもグレード感が高く感じませんか。こちらは機能レールがセットになったカーテンボックス。(画像:TOSO エクシブ) 右:機能レールがそのままの見える状態。床や家具の色に合わせてレールにはナチュラル色を選び違和感をなくしています。(画像:TOSO エリート) |
機能レールを壁に設置して使用の際には、カーテンをレール上まで伸ばして隠すようにします。この場合、カーテンをかけるフックを片方が長いタイプ(Bタイプ)に。(画像:TOSO) |
見せる!機能レール登場
上:機能レール【ネクスティ】洗練されたフォルムの機能レール。ブラックやホワイトもあり今までの機能レールのイメージを変えました! 下:装飾レール【ルーフィット】装飾レールに走行性のよいランナーを採用(画像:TOSO) |
マグネット使いでこんなに便利
マグネットの性質を利用して、従来の機能レールにはない工夫をした機能レールがあります。TOSOの【ネクスティ】です。【左右どちらからも開閉ができる】
左右両側から開閉できるから、掃き出し窓の出入りもラクラク!(画像:TOSO ネクスティ)) |
左右開閉ができると、カーテンを閉めた状態でも掃き出し窓からの出入りがスムースになりますね。
【たまりが広がらない】
カーテンの張りが強いとカーテンたまりがボワッと広がり、予想していたよりも窓面にかかってしまうこともあります。 ネクスティは、たまりを留めておきたい位置にマグネットを使ったストッパーをつけることができ、カーテンたまりが広がることなくすっきりとまとまります。マグネットですから、カーテンを閉めたいときには、引っ張れば簡単に操作できるようになっています。
カーテンをタッセルで留めずにそのまま窓の両脇に垂らす場合には、特におススメの機能です。
左がストッパー有り、右がストッパー無しの状態です。たまりの広がりが随分違ってきますね。(画像:TOSO ネクスティ) |
カーテンの開閉は毎日のこと。スムーズに行えるレールを選んでいきましょう。また、 洋書で海外の素敵なお宅の窓掛けを見ていても、機能レールが丸見えのところはほとんど見かけません。カーテンボックスやバランスをつけて隠したり、見栄えのいいレールを選ぶなどの気配りできるといいですね。
【ガイド追記】
アレレ、カーテンレールが落ちている!こんなことにならないように下地のあるところにしっかりと取り付けましょう。 |
いろいろなハプニングには慣れていたのですが、ちょっとこれには唖然!我が家の場合、上階で工事をしていたのでその振動でねじが緩んだのかも(憶測ですが)。カーテンは思ったよりも重量があるのです。ご自身で取り付けるときにも、窓回りや天井の木下地があるところにしっかりと留めてくださいね。
他にもいろいろなカーテンレールがあります。こちらのメーカーのHPをご覧ください。
TOSO→機能レールも装飾レールも充実。ネクスティの特長がよくわかる漫画も掲載されていています!
ヨコタ→機能レールの種類が豊富です。きっとお探しのレールが見つかるはず。
【関連ガイド記事】
カーテンの極意(1)カーテンは生地が命!→カーテン選びはまず生地からです。生地にもいろいろ種類がありますよ。
【関連INDEX】
窓装飾を学ぶ→窓装飾=ウィンドトリートメントについて知りたいときにはここをチェック!
【関連サイト】
カーテンレールの基礎知識→All About【住まいの設備】より。カーテンレールの種類や各部の名称などが載っています。