セーターを着始めたら、そろそろソファ周りにもほっとできる暖かなファブリックを取り入れてみたい。 |
もちろん、お部屋の暖かさのためにもファブリックは大活躍。今年の秋冬はファブリックを上手に使いこなして美しく快適に過ごしたいですね。空調温度は低めにして、家でもウォームビズを目指しましょう!
あったかファブリック選びは色・素材で
今年、注目素材はファーアイテム。モダンスタイルなどにいかが。 |
【暖かな色】
暖かさを満喫するために色は重要なポイント。赤やオレンジ、黄色といった太陽の光をイメージする暖色は見ているだけで気分もポカポカになります。また、暖色系ではないですがホワイトも冬を象徴する色。冷たい印象にならないように、少し黄色味がかったウォームホワイトを選ぶといいですね。
【暖かな素材】
暖かさのポイントはふんわりと空気をよく含むファブリック。秋冬は空気をよく含むウールやアクリル素材がよく使われます。また、モヘアやモール調など糸自体を加工して起毛させたものも暖かく感じます。
天然繊維のウールは手触りもよく色も豊富で、燃えにくいというメリットがありますが、少々お値段が高くなります。アクリルは、ウールに良く似た合成繊維で、ウールに比べると安価ですが、毛羽たちが目立ったり触った感触が少々劣ります。
その他、注目を集めているのが、ファー(毛皮)素材。天然のものは価格が高くなりますが、フェイクファー(人工毛皮)ならお値段も手ごろです。最近は、フェイクファーでも本物と見間違うくらいよくできたものもありますので、インテリアに豪華さをプラスしたいときには利用してみてはいかがでしょう。
いずれも、直接肌に触れる部分のファブリックは、肌触りも確認して選びましょう。
色と量の関係を間違えない
暖か気分になる鮮やかなオレンジも分量が多すぎるとうるさく感じることも。適度な分量のひざ掛けに使えば、お部屋の調度良いアクセントになりますね。スローやひざ掛けは気持ちも体もぽかぽかになるお勧めアイテム。(画像:DOUBLEDAY ストリングスロー) |
このときに気をつけたいのは色とボリュームの関係。ビビットカラーやディープカラーといった濃い色は大きな面積で使うと思った以上に強い印象になりうるさく感じることがあります。強い色は少量でもインパクトが強いため、分量を控えめに使っても十分に効果がでます。大きな面で使うのではなく、ファブリックの柄や、面積の小さなクッションなどに繰り返して使うなど工夫をしてみましょう。
スローやひざ掛けでぬくぬくリビングを
暖かさを実感するには、やはり直接肌に触れるものから変えていくのがよいでしょう。今年は、ウォームビズの影響でしょうか、暖かな素材を使ったスローやひざ掛けが人気で種類も豊富です。スローは、大きめのファブリックでソファーやベッドのカバーとして使います。さっと広げるだけでお部屋のイメージを変えることができる便利なアイテム。ひざ掛けはそれより小さめで、足元を暖めるのにも役立ちますが、お部屋の暖かさを添えるアクセントとしてもぴったりです。ファブリック類は、お値段もお手ごろですから、秋冬と春夏で使い分けてみてはいかがでしょう。それでは、お部屋のイメージ別に、あったかファブリックをご紹介していきます。 次ページではナチュラルインテリアにふさわしいスローをご紹介。>>>