丸いラインのバルーンシェード

ローマンシェード
出窓に設えたエレガントなバルーンシェード。外から見ても美しい窓掛けなので外観のアクセントにもお勧め。(画像:タチカワブラインド)
バルーンシェードとは、シェードの裾部分に風船(バルーン)のように丸みをもたせたスタイルです。バルーンの作り方によってエレガントな印象にも、可愛らしい雰囲気にもなってきます。最近は、フラットバルーンとかライトバルーンなどとも呼ばれる、プレーンシェードとバルーンシェードの中間のような、バルーンの丸みを少なくしたシンプルなデザインも出てきています。

いずれにせよ曲線的なシルエットですので、シャープでスタイリッシュな空間よりも、優しい感じの空間にあわせやすい窓掛けです。エレガントな雰囲気のクラシカルなスタイルや可愛い雰囲気のカントリースタイルなどに良く使われます。

バルーンシェードは、上部のヒダの取り方や生地の柔らかさで表情も変わります。たっぷりとヒダをとるギャザーは華やかな印象に、3つ山ヒダやボックスタイプのプリーツはシンプルな印象になってきます。レースやトランスペアレントなど柔らかな生地使うと、しなやかに曲線を描くので、上品でエレガントな印象になります。ドレープやプリント生地など張りのある生地を使うと、ボリューム感が出てまた違った印象になってきます。

ローマンシェード
左:白とブルー使いで大人っぽいフレンチカントリースタイル。バルーンの丸みを抑えたフラットバルーンスタイルですっきりとシンプルに。ヒダはボックスタイプ。(画像:キロニー)
右:カントリースタイルの子供部屋に、裾が丸く膨らんで生き生きとした表情のバルーンシェードを。あえて張りのある生地にギャザー使いにしフリルをプラスして可愛らしく。(画像:コーディネート 鈴木理恵子)

このシェードは、下がった状態を楽しみますので、出入りのないテラス部分や、下げたバルーン位置が視界に入りやすい腰窓や出窓などによく使われます。また、幅が狭い開口部よりも幅広の開口部の方がバルーンの数も多く取れ、豪華な雰囲気になります。開口部の幅によってバルーンの幅や数が変わってきますので、幅違いの開口部が近くにある場合には、バルーンの数や大きさをチェックしましょう。

ゴージャスなオーストリアンシェード

ローマンシェード
シェード全体にヒダをとったゴージャスなオーストリアンシェード。ヒダとヒダの間に埃が溜まりやすいのが難点。(画像:タチカワブラインド)
バルーンシェードの丸い裾とシェード全体に細かいヒダをつけたスタイルです。ゴージャスでエレガントな雰囲気になり、クラシカルな空間に向きます。大変豪華なので、ホテルの宴会場などで見かけることも多いでしょう。このシェードも下げた状態を楽しめる場所に設置すると良いでしょう。

オーストリアンシェードの細かいウェーブには、トランスペアレントやレースといった柔らかな生地が向いています。細かいヒダの間に埃などが溜まりやすいためこまめにメンテナンスをしましょう。

メンテナンスでいつまでも美しく

ローマンシェードは、昇降装置部分に生地がマジックテープで取り付けてありますので、生地を取り外すことができます。生地が汚れた場合には、生地についている表示にしたがってクリーニングをします。ウォッシャブル生地を選んでおけば、家庭で洗濯もできます。

普段のお手入れは埃を払うようにします。バルーンシェードやオーストリアンシェードはヒダ部分に埃がたまりやすいので気をつけてくださいね。

このほかにもローマンシェードにはいろいろなデザインがあります。それらのシェードについては、またの機会のご紹介していきましょう。

《画像協力》
キロニー
タチカワブラインド
フジエテキスタイル

いかがでしたか。ローマンシェードの中でも、プレーンシェードは生地の選び方次第でいろいろな目的やインテリアスタイルに対応でき、納まりやメンテナンスなども扱いやすい窓掛けの一つ。取り付けも比較的容易で、専用の金具があれば従来のカーテンレールにも取り付けが可能ですので、あらかじめレールがついている賃貸住宅でも取り付けができますよ。トライしてみてはいかがでしょう。


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見た目だけ?窓掛けの実力 →窓掛けは美しいだけではありません。快適に暮らすためにこんな点にも注目してみましょう。
カーテンの極意(1)カーテンは生地が命! →ローマンシェードでも生地選びは大切ですよ!目的やイメージに合わせて選びましょう。
ブラインドを使いこなす→同じ上下昇降タイプの窓掛けのブラインドの特徴はこちら。
【関連INDEX】
窓装飾を学ぶ→窓掛けの種類や特徴、取り扱いメーカーなどを網羅しています。
【関連サイト】
一味違う窓回りでリフォームのセンスアップ→All Aboutリフォームより。リフォームをセンスアップさせる窓掛け類の使い方をご紹介。ローマンシェードを使ったテクニックもありますよ。


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