傷やまだらな塗装でアンティーク風
左:アンティークの小さなテーブル。先細りになっている脚がシンプルだけれどもクラシカルの香り。(画像:ボワズリー)右:丸みのあるアームとゆったりとしたハイバックが特徴のクラシカルなソファ。スカートのついたカバーが優しい雰囲気。(画像:ペニーワイズ) |
実際に、ヨーロッパのアンティーク家具を選べればいいのですが、アンティークは一点もののことが多く、また、状態の良し悪しもありますから、希望のものを得るためにはショップをこまめにチェックすることが必要になってきます。新しく作られた家具でも、まだらな塗装を施し、傷や虫食いがあるような跡をつけて、使い込まれたような仕上げを施しているものもありますので、上手に取り入れてみましょう。
ぽってりや古味仕上げがキーワード
古い時代をイメージした空間ですので、ろうそくの光を思い浮かべる白熱灯や、蛍光灯でも暖かいイメージになる電球色を使ってみましょう。照明器具のデザインは、厚みのある乳白ガラスとか手作り感のある泡入りのガラス使いや、アイアン使いのシャンデリアなどがイメージに合わせやすいでしょう。シャンデリアといってもキラキラとしたものではなく、古味がかった金属使いのほうが味わいがあります。
左:ぽってりとした乳白のガラス使いのペンダント。(松下電工)右:レトロな印象の泡吹きガラスをつかったランプ。キャンドル型のランプも昔っぽさを演出。(画像:遠藤照明) |
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