朧な春のファブリック
春といえば、霞んだようなふんわりとしたイメージもありますね。色でいえば、明るめの彩度の低い色合いがそんな雰囲気を作り上げます。下の画像は、花が刺繍されたトランスペアレントと淡いサーモンピンクのドレープの組み合わせ。淡く明度の高い色はふんわりと柔らかな太陽をイメージさせ、また女性らしく甘い印象にします。
手前に重ねたトランスペアレントの花模様が浮かびあがり春らしい空間になっています。ライトトーンのサーモンピンクは別名曙色。『春は曙、ようようと~』(枕草子)のシーンが思い浮かぶファブリック使いです。 (画像:フジエテキスタイル) |
このような色は色自体のもつ印象が薄いので、カーテン全体にたっぷりと使っても、うるさくなったり圧迫感を感じることは少ない色です。白やベージュをベースに、同じようなトーンでカラーコーディネーションをすると柔らかなで優しい雰囲気が部屋いっぱいに広がります。
春のけだるい感じには、こんなファブリックもおススメです。
アンニュイな春を陰影のあるファブリックで>>