インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

快適で美しい部屋のための色彩計画(1)(2ページ目)

快適で美しいインテリアには色は大切なキーポイント。絶対に成功するインテリアのカラーコーディネート術をお伝えします。

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

イメージに合わせて色選び

インテリアのイメージを左右する色。まずは「部屋をどんな雰囲気にしたいのか」を考えてみましょう。
下の画像をご覧ください。
部屋を美しく見せる色彩計画
使う色が違うとまるっきり印象が違います。(インテリアコーディネート:鈴木理恵子)

上の画像の空間イメージは「明るくすっきりとした感じでシンプルでモダンに」。家具や内装材全体に、オフホワイトやぐっと明度の高いナチュラル色を使って明るい部屋にし、都会的ですっきりとしたスチールの銀色が印象に残るように計画をしています。

反対に下の画像の空間イメージは「重厚感のある落ち着いた感じに」。安定感のあるダークなカラーを中心にカラーコーディネートをしています。どっしりと落ち着いた雰囲気になっているのがお分かりでしょうか。

このように「明るくすっきりとした感じでシンプルでモダンに」と「重厚感のある落ち着いた感じに」では、使いたい色も変わってきます。色にはその色の持つイメージ※があります。空間のイメージに合わせて色を選んでいきましょう。

インテリアでは1色だけを使うことは少なく、何色かを組み合わせることになります。その時には、配色の効果も考えましょう。しかし、あまり多くの色を使うとまとまりがつきにくくなることもあります。どんな色を使ったらよいのか、色数は絞って使うとよいですよ。
※色の持つイメージや配色については下記の記事で。
色で決める!インテリアイメージ


次のページでは、イメージと共に考慮したいポイントをお伝えします。
部屋の目的や制約も要チェック>>
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