インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

アウトドアリビングを楽しむ

ベランダやテラスなどをオープンカフェやビアガーデンとして楽しんでしまいましょう。アウトドア空間の床材や家具の選ぶコツをお伝えします。

執筆者:鈴木 理恵子

アウトドアリビングってご存知ですか。「アウトドアリビングとは、リビングのように使用する屋外スペースのこと。」(All About住宅用語より)。広い庭があれば申し分ありませんが、なかなか難しいもの。でも、ちょっとしたベランダやテラスがあれば、十分にお外気分を味わえます。。

今回は、ベランダやテラスなどをアウトドアリビングとして楽しむポイントをお伝えしましょう。

ゾーニングを考える

ベランダやテラスは、開放感を得たりや憩いのスペースにぴったりですね。リビングに隣接しているならば、リビングの延長として楽しみたいものです。

まずは、部屋からベランダやテラスの見え方を整えていきましょう。

特に気をつけたいのが、洗濯物やゴミ箱などの見え方。第二のリビングとしてくつろぎや団欒として使うときには、生活感あふれるものは、出来れば見たくないものです。しかし、ベランダやテラスは、物干しスペースや、外で使うものの置き場であったり、また、集合住宅では避難経路としても使われる場所。

アウトドアリビングとして楽しむのであれば、物干しスペースやゴミ箱などは、壁に隠れたり、視角に入りにくいところに配置するといったゾーニングの配慮をするといいでしょう。

床で空間をつなげる

アウトドアリビング
床色をそろえると広がり感が生まれます。写真は積水化学 クレガーレ。(画像:積水化学)


屋外空間を部屋と同じようなイメージでコーディネートをするとつながりが生まれ広々とした感じになります。 アウトドアリビングとして演出する効果が高いのが床材です。上の画像をご覧ください。ベランダ部分がリビングに取り込まれて広く見えませんか。中と外の床材の色を揃えると、視線がつながってくるので、実際の広さも倍増して見えてきます。


アウトドアリビング
狭いベランダにはこんな明るい色も○。白いウッドと同色のタイルでモダンな雰囲気に。写真はTOTO バーセア。(画像:TOTO)


床の化粧材としてはパネル式のものが施工も手軽ですし、種類も豊富です。ウッドやタイル、プラスチックなどがありますので、部屋のイメージに合わせて選んでみましょう。ナチュラルなインテリアならば、ウッドや素焼き風のタイル、モダンな雰囲気ならば、磁器タイルやシンプルなデザインのプラスチックなども合いますよ。



テラスやベランダといえばガーデニング!でも、いつも手入れが大変と思う方にはこんなこんな演出ではいかが?
ガーデニングは無理をせず>>
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