大きなカーブを描く壁と家のあちこちに空けられた21の窓。この不思議な空間は、どのようなライフスタイルをつくりだすのでしょうか。

全く異なる2つの外観


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外観
上/東側から眺めると、北側斜線がそのまま形にあらわれた、シンプルな片流れの屋根。いちばん高いところはルーフテラス
下/クジラのようにも見える個性的な南側の外観。壁には大小さまざまな正方形の窓が空いている


地下鉄線の駅のほど近く、落ち着いた住宅街の路地を入った奥に、ガルバリウムに覆われた黒い家が見えてきます。東側の空地から眺めると、急な勾配をもつ片流れの屋根を乗せた、普通の家に見えます。ところが、南側に廻ったとたん緩やかにカーブする大きな壁が現れた時には、思わず「おおっ!」と声を出してしまいました。

「狭い敷地の中にどう駐車場のスペースを確保しようかと、妻の由香とあれこれスタディーしているうちに、グランドピアノのカーブのような壁のアイデアが出ました」と、設計者の駒田剛司さん。

◆建築家プロフィールと建築データ