建築家の石川雅英さんの事務所は、日本橋小網町の築50年を経たビルを改装した建物の中にあります。一見すると古い家具を置いた喫茶店のように見えます。建て主のOさんは無類の家具好きで、2005年のある日、ここに有名な北欧家具のフィンユールの椅子を求めて出向いた折り、石川さんと話が弾み意気投合。マンションのリフォーム話から、ついに3階建ての住宅を造ることになったのです。


小さな窓が連続する


写真をクリックすると次の写真に進みます
外観
大きな窓を持たないストイックな表情の外観。


基礎と床のスラブ以外は全てコンクリートブロックの壁。柱を設けず大きな空間を確保するために、まるでヨーロッパの城のように縦長の小窓が規則的に並んでいます。外観はまるで倉庫のようですが、その内側には生活の暖かみを感じさせるインテリアが待っていました。

◆建築家プロフィールと建築データ