(2)Flying Saucerオリジナル中華鍋
Flying Saucerオリジナル中華鍋 |
実は、自宅でIHを使い続けている私自身がそうでした。
一体なぜなのでしょう?清水さんが、その疑問を解き明かしてくれました。
「IHクッキングヒーターが火力が強いのは本当です。むしろ強すぎるので、中華料理でも火力を最強にしてはいけないのです」と、清水さん。ではどうして、うまくいかないのでしょうか?
→IHで中華料理がうまくできない理由:その1
1つ目の理由は「予熱」です。
IHクッキングヒーター用の鍋は、三層構造で、とても厚くできています。そのため、十分に予熱できていないうちに食材を入れてしまうと、上手に炒め物ができなくなります。
そうかと言って、何も入っていない鍋を「空焚き」するのは禁物。三層構造の丈夫な鍋でも、空焚きは急激に温度が変わり過ぎて、鍋を傷めてしまいます。IHの火力は、実はそれほど強力なのです。
清水さんが教えてくれた方法は、水を鍋底に1cmほど薄く張って鍋を充分に予熱し、お湯を捨ててから調理を始める、という方法でした。お湯を張ることで鍋の急激な温度変化を防ぎ、鍋を長持ちさせながら、しっかり予熱できるのだそうです。
→IHで中華料理がうまくできない理由:その2
2つ目の理由は、「鍋の側面」にありました。
海外製の高価なものも含め、ほとんどの鍋のつくりは「底面だけが三層構造」。これは、IHは底面を温めるので、鍋自体も「底面から加熱する」作りになっているためです。
逆にガスコンロは、炎が鍋の周りに逃げるため、鍋の側面を加熱することになります。
このように、IHとガスコンロの違いを理解しないで調理をすると、中華料理もうまくできません。
鍋をあおらなくても、食材をかき混ぜることで上手に炒め物ができる |
この「全面三層構造」に加えて、IHクッキングヒーターの特性を生かす大きな底面や頑丈な表面仕上げといった作りは、IHクッキングヒーターの特徴を知り尽くしたFlying Saucerならでは。
私も早速27cmの鍋を1つ購入して使い始めましたが、本当に驚くほど、素材の味が素直に出せます。この中華鍋、パスタのソースを作ったり、さらにはそうめんを茹でたりするのにも最適で、中華鍋というより「IH向け万能鍋」とでも呼びたくなる便利さです。
持ちやすく工夫された把手や、傷んでしまった表面のテフロンをきれいに修理するサービスなど、この他にも色々な特徴がありますが、ここではとても書き切れません。清水さん、ごめんなさい!
(3)クックアローロ 片手鍋
「クックアローロ」の片手鍋 φ16cm. |
この小さな片手鍋の特徴は、中華鍋と基本的に同じ。では、なぜこれを取り上げたかというと・・
それは、「ストウブのピコ・ココット」「Flying Saucerオリジナル中華鍋」、そしてこの「クックアローロ片手鍋」の三つがあれば、ほとんど全ての料理に対応できてしまうからなのです。
IHでも、IHでなくても、ぜひ使ってほしい!
機能美が光る調理器具たち。
これからの季節にぴったり!Flying Saucerオリジナル土鍋。 |
●IH専用に工夫された、Flying Saucerオリジナル卵焼き機
●底にカーボン発熱体を使用して、軽く、IHでも問題なく使えるFlying Saucerオリジナル土鍋
●IHで直接加熱もできる、野田琺瑯の白く美しいホーロー製タッパー
●世界で一番割れにくいクリスタルガラスでできた、「ショットツヴィーゼル」のワイングラス
●イスに座ったときの持ち味に差が出る、絶妙な重量バランスのカトラリー
●ミリ単位・スライス厚さを調節できる、ドイツ製の「レズレー・アジャスタブルスライサー」
●「美味しく食パンを焼くこと」だけが特徴の、「デュアリット」社の単機能トースター
など、実用的で魅力のあるキッチン雑貨が揃っています。
店内には、実用的で美しいキッチンツールが整然と並んでいます。 |
インターネットショップも充実していますが、実際にお店で一つひとつ手に取り、納得して手に入れた道具への愛着は格別なものです。ぜひ一度足を運んで、Flying Saucerの提案する「丁寧な暮らし 美味しい道具」を実感してみて下さい!