資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

どんな投資がサラリーマンには向いているのか?

無数の資産運用術の中から自分の合った投資法を選ぶことが成功の第一歩です。サラリーマンなど、会社にお勤めの人にすすめられる投資法をご案内します。それと同時に、お勤め人が飛び込んではいけない世界もはっきりしておきましょう。基本の理念は本業優先です。

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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資産運用には星の数ほどたくさんの方法があります。自分に合った方法を選ばないと、お金を増やすどころか大事なお金を失ってしまうことになりかねません。今回は、会社にお勤めの方(サラリーマン、OLさん)に向いている運用方法をご案内します。

基本は本業優先!

普通に会社に勤めている人にとっては、自分の本業が最高の投資です。投下資本ゼロで(身体一つで)、毎月お給料がもらえるなんて、すっごい利回りじゃないですか!本業に真剣に取り組まなければバチが当たってしまいます。その意味で、お勤め人が本業のかたわらで投資するなら、時間と手間をかけない資産運用術を身に付けたいものです。

その代表格は不動産投資です。

サラリーマンに向いている不動産投資

「サラリーマン大家さん」なんて言葉ができるくらい、不動産経営はお勤め人に向いている資産運用術です。

手間がかからない、毎月家賃が入ってくる、長期スタンスで取り組める、アウトソーシングが容易!などが、お勤め人に向いていると思う理由です。

不動産投資では、投資物件の選択が命です。そして、保有期間中の不動産管理が投資利回りを決定します。どちらも、自分ひとりで仕切ることは無理ですから、不動産経営の場合には、良きプロフェッショナル・パートナーが不可欠です。プロの鑑定眼を借りてよい物件を厳選し、プロ管理業者に委託して物件を良い状態に保つことができれば、あなたにも不動産による資産運用ができます。

ただし、不動産経営で見落されがちなのがリスクの大きさです。

リターンの大きさにつられて、潜在的なリスクを見落として、不動産投資に失敗する人も少なくありません。そんなことを避ける英知を養うには、金融商品を通してリスクとリターンの相関関係を学ぶことが有効です。

ファンドによる世界分散投資も!

「不動産を買うには資金が足りない、いきなり不動産投資は荷が重い」と思われる人は、運用トレーニングの意味でファンドによる分散投資から始めるといいかもしれません。

複数の投資信託を組み合わせることで、世界中の株式と債券に分散投資を行えます。資産配分の設計をしっかりして始めれば、5年10年とじっくり寝かせておけばよいのです。本業に支障をきたさずに、投資を学ぶ方法としては最適だと思います。

この場合に問題となるのは、最初のアセットアロケーション組み方とファンドの銘柄選び、そして保有期間中のリバランスのやり方でしょう。それらについては、私の今までの記事を読めば大体のことはできるはずです。

金融商品の優れている所は、リターンとリスクが常に数字で把握できることです(世界中で毎日、数字が公開されています)。そして、換金が容易だということも、おススメする理由の一つです。

アブナイ世界

一方で、本業を持っているお勤め人にすすめられないのが、以下のような手法です。題して、サラリーマンが飛び込んではいけない世界。

・銘柄株のトレード
一企業の未来を占うことは不動産事業の収支をはじくことよりも、はるかに複雑系です。

・為替取引・FX
短期的な利ざやをかせぐ投機的取引は、あなたの集中力と情緒安定を奪います。

・マイビジネス
週末起業や二足目のワラジは良き経験となりますが、お金が増やせるかどうかは別問題です。

・ネットワークビジネス
そこに興味があるのなら、今は無心に人ネットワークを築くことが将来への種まきとなります。

何かに賭けるより、安全ないろいろなことをやり尽くせば、必ずお金持ちになります。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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