中華街の屋台
中華街の夜のお楽しみと言えば屋台。安くて美味しい名店ぞろい！
夜になると昼間以上に活気づいてくる中華街。その理由は、ずばり屋台！ 夜から営業する屋台も多く、わざわざ遠方から中華街の屋台グルメを堪能しに訪れる地元タイ人もいるほどです。数え切れないほどある屋台の中から「これは絶対に食べなきゃ損！」と言い切れるほど絶品料理自慢の屋台をご紹介しましょう。値段は、どこも30～100バーツ（約84～280円）程度です。
中華街の屋台1 クアイジャップ・ナイ・レック・ウアン
![一般的な麺類に比べてコクのあるスープが特徴のクアイジャップ]()
一般的な麺類に比べてコクのあるスープが特徴のクアイジャップ
マカロニのようにクルクルと巻いた米麺に、豚肉や内臓を煮込んだスープをかけて食べる“クアイジャップ”の有名屋台です。開店と同時に行列ができ、30分待ちも当たり前。ベンツで乗りつけるハイソー（タイ人上流階級）なマダムたちも見かけます。人気の秘密は、内臓の臭みを感じさせないほど丁寧に煮込んだスープと、強烈な胡椒のパンチ。内臓が苦手な人は“マイ・サイ・クルアンナイ”と言って、豚肉（ヌアムー）と豚の三枚肉のカリカリ揚げ（ムーグロープ）のみを注文して下さい。
＜DATA＞
■Kuay Jap Nai Lek Auan（クアイジャップ・ナイ・レック・ウアン）
住所：In fron of Old Market, Yaowara, Bangkok
TEL：02-224-3450
営業時間：18:00～24:30
定休日：月曜日
アクセス：ヤワラート通り、旧市場入り口の屋台街の中
中華街の屋台2 カオトム・クラドゥークムー・ジャルーンブリー
![パートンコーという中華揚げパンをちぎってお粥の中に入れながら食べて]()
パートンコーという中華揚げパンをちぎってお粥の中に入れながら食べて
豚骨スープでつくるお粥の屋台。透きとおった豚骨スープはクセが無く深い味わいが特徴。自家製豚ミンチのつみれをお粥に入れていただきます。中華街散策に疲れて栄養が必要な人は、卵入りを注文して下さい。半熟になった卵で、お粥はより一層マイルドな味に。熱いお粥で汗をかいた後は、隣にある有名デザート“ロットチョン・シンガポール”も忘れずに楽しんでください。
＜DATA＞
■Khaotom Kraduk Muu Chaloenburi（カオトム・クラドゥークムー・ジャルーンブリー）
住所： 680 Charoen Krung Road,Bangkok
TEL：089-770-9517
営業時間：12:00～21:00
定休日：なし
アクセス：中華門（ヤワラート通りとジャルーンクルン通りの交差点）からジャルーンクルン通りを進み100メートル程行った左手側
中華街の屋台3 チウ
![早起きした日はタクシーに乗ってでもここで朝ご飯を買いたい]()
早起きした日はタクシーに乗ってでもここで朝ご飯を買いたい
牛煮込みの有名屋台。ここの名物は神戸牛を使っている煮込み、一皿100バーツ（約280円）。屋台の牛煮込みとしては高額ですが、100バーツで神戸牛が味わえるなら納得。……とはいえ本物の神戸牛なのか真偽の程は定かではありませんが……、料理としては納得の味なので、一度試してみてください。毎日、高級車で買い付ける常連客も多く、昼前には売り切れてしまいますので、開店直後が狙い目。一度はここでローカルな朝ごはんを試してみては？
＜DATA＞
■Chiw（チウ）
住所：Trok Hiran, Boripan Road, Bangkok
TEL：086-012-4524
営業時間：9:00～14:00
定休日：日曜日
アクセス：ジャルーンクルン通りを王宮方向に進み、運河の一本手前の通りを右折。20メートル程行った右手側
中華街の屋台4 クイッティアオ・クア・ガイ屋台
![炒めた麺だが味はあっさりしているので、小腹が空いたときにおやつ代わりに食べるのもおすすめ]()
炒めた麺だが味はあっさりしているので、小腹が空いたときにおやつ代わりに食べるのもおすすめ
きしめん風の幅広米麺（クイッティアオ・センヤイ）と、卵、鶏肉をうす味で炒めた“クイッティアオ・クア・ガイ”専門屋台。常に順番待ちの列ができている人気店です。炭火のコンロを使った火力の強さが美味さの秘訣。寡黙な屋台主が、黙々と鍋をあおるという、臨場感あるパフォーマンスも中華街ならでは。タイ料理には珍しいあっさりとした優しい味は、日本人なら誰でも好きになるはず。
＜DATA＞
■クイッティアオ・クア・ガイ屋台（名前なし）
住所： Trok Issaranuphap, Yaowarat,Bangkok
営業時間：20:00～25:00
定休日：火曜日
アクセス：ヤワラート通りから、新市場の小さな通りを入ってすぐ
