バンコク/バンコクのおすすめエリア

バンコクの中華街(ヤワラート)(2ページ目)

昔ながらの建物が立ち並び、下町ムード漂う中華街(ヤワラート)。金製品を扱う金行や中華料理レストランから屋台、漢方薬局などが軒を連ねる活気であふれた街。また、中華街はタイナンバーワンと言っても過言ではないほどのグルメスポット。タイに来てグルメを堪能しくちゃ損です! 今回は中華街の見所とガイドのおすすめの絶品グルメスポットをレストランから屋台までくまなくご紹介しています。

執筆者:清水 千佳

中華街のショッピング

今ではシーロムサイアムスクンビットに近代的なショップ集まっていますが、かつては商業地として栄えていたこのエリアのパワーもまだまだ健在。いったい何に使うのか分からないガラクタのような部品や懐メロや演歌、中国の歌謡曲などのCDから、いまどきの流行をおさえたアクセサリーや靴など、さまざまなアイテムが同じ通りで売られているから不思議。まさに「活気」と「混沌」という言葉がぴったりのチャイナタウンならではのショッピングが楽しめます。

中華街のショッピング1 メインロードの金行

手持ちの金の売買も可能。ガイドも10年前に中華街で購入した金を、ここで売った。タイでは一般的な取引

手持ちの金の売買も可能。ガイドも10年前に中華街で購入した金を、ここで売った。タイでは一般的な取引

中華街に到着してまず目に付くのは、道の両側に並ぶ数多くの金行。タイではゴールド(24K)を財産として持つのが一般的で、さらにそれををアクセサリーに加工して身に着けています。その金製品を扱う金行はタイ国内、どこの都市にも必ずあります。バンコク市内でも至るところで見かけることができますが、やはりヤワラートで金製品を購入するというのが中華系タイ人の中では定番。

 

中華街のショッピング2 サンペンレーン市場

中華街とその周辺に大小様々な市場が点在しているなか、地元の人だけでなく旅行客にも人気のショッピングスポットがサンペンレーン市場。

同じ店でいくつか購入すると卸価格になるので、ばらまき用の土産を大量に買うのがおすすめ

同じ店でいくつか購入すると卸価格になるので、ばらまき用の土産を大量に買うのがおすすめ

この市場はヤワラート通りと平行しているサンペンレーン通りにある長いアーケード街です。アクセサリー、鞄、生地、靴、服、ビーズなどの手芸用品の卸問屋が並んでいます。基本的に卸問屋なので大量に購入したほうが安いのですが、ほとんどの店で小売対応も可能。

小売でも他の市場やデパートで買うよりは、やっぱりお得。ガイドも行く度に、アクセサリー類やオーダーメイド用の生地をまとめ買いしています。特におすすめはスワロフスキーやクリスタルビーズを使ったゴージャスなキラキラ系アクセサリー。ただし、想像以上に通りが狭い上いつも人で溢れかえっているので、かなり体力を消耗してしまいます。気温の上がる午後より過ごしやすい午前中に訪れることをおすすめします。

<DATA>
■Sampeng Lane (サンペンレーン)
住所:Samphantawong Bangkok
営業時間:8:00~18:00(店舗によって異なる場合もある)
定休日:なし
アクセス:MRTフアランポーン駅からタクシーで約7分

 

中華街のショッピング3 パフラット市場

ここで商売をしているインド人はタイ生まれの2世、3世が多い

ここで商売をしているインド人はタイ生まれの2世、3世が多い

サンペンレーン市場と並び人気のパフラット市場。サンペンレーンの西側に位置するこの市場はインド人街の中にあるので、インド系アイテムが多く売られています。サリー用の色鮮やかな生地やアクセサリー、お香などなど。

サンペンレーン市場よりも生地を扱う店が多いので、ガイドもオーダーメイド用の生地を探すときには、必ずここにも立ち寄ります。このエリアに足を踏み入れると、サリーやパンジャビードレスを身にまとったインド系女性の姿も多く、一瞬タイにいることを忘れてしまいそう。

<DATA>
■Pahurat Market
住所:Pahurat, Bangkok
営業時間:8:00~18:00(店舗によって異なる場合もある)
定休日:なし
アクセス:MRTフアランポーン駅からタクシーで約10分 
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