動画撮影・動画編集/デジタルビデオのシーン別撮影術

デジタルビデオで子供を撮るときのコツ(3ページ目)

跳んだりはねたり、泣いたり笑ったりとかわいい我が子。そんな、子供がかわいいと思う気持ちを映像に込めるポイントについて解説します。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

長回しをしない

もう1つ、子供の撮影で多い失敗が、ダラダラ撮ってしまうことです。場合によっては、何分も動き回る子供を追って撮り続けている映像があります。

これは、撮っている側にはかわいいからよいかもしれませんが、それを見せられる側にとっては、苦痛でしかありません。想像してみてください、自分の子供でもないのに、延々と動き回る映像を見続けなければならないのですから・・・。

では、適当なカットの長さがどれくらいかというと、一般的にいえば、たとえば花など動きのないものなら5~10秒程度、動き回る子供や動物などなら10~20秒程度でしょうか。連続して撮りたい場合は、たとえば10秒程度撮ったら別のアングルからまた10秒程度撮るなどの工夫をしてください。

■撮影秒数は短く
↑1カット目
ズームで約10秒撮影
↑2カット目
近づいて約5秒撮影
↑3カット目
アングルを変えて約7秒撮影
↑4カット目
お約束のアップは約3秒。子供目線だと、息子は必ずカメラを覗くのです・・・

 
今回は「こんなとき」の撮り方として、子供の撮り方をご紹介しました。これは、あくまで「見せること」を前提としたものです。したがって、自分だけの記録用に撮っておきたいというのであれば、10分でも20分でも、気が済むまで長回しで撮ってもかまわないのです。かわいいと思う仕草を、ずっと撮っていてもかまわないのです。

ただ、誰かにそれを見せたいとき、かわいさを押しつけるのではなく、さりげなくかわいさが伝わるような撮り方をしらたどうでしょうか、という提案なのです。

以上のようなことを頭の隅に置いて、かわいさ全開の子供の映像を撮ってください。

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子どもをかわいく撮るための5つのポイント

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