ビデオカメラを固定して撮る
被写体をカメラで追いながら撮るフォローに対して、ビデオカメラを固定して撮る方法を、「フレームイン・フレームアウト」といいます。この撮影方法は、被写体が移動していった方向を示唆したり、あるいは被写体と撮影者(見る側)との間に一定の距離感を持たせたいときなどに利用されます。
なお、画角(フレーム)を一定にしてビデオカメラを固定し、フレームの外から被写体が入ってくる状態を「フレームイン」といい、フレームから被写体が出ていくことを「フレームアウト」といいます。
この撮影方法のポイントは、被写体がフレームのどの位置からフレームインし、どのようにフレームアウトしていくかを確認するか、あるいはイメージしながら撮影することです。