高さを表現する「ティルト」
「パン」は横の広がりを表現する撮影方法なのに対し、「ティルト」は高さを表現する撮影方法です。パンほど難しくはありませんが、対象部の高さに応じて、どこから撮影を開始するかを考えて下さい。
【下から上にティルトする】
どうぞうなどのようにそれほど高くはないが、でも高さを表現したいという場合は、下から上にティルトすると、高さを強調できます。
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【上から下にティルトする】
高さのあるものは、上から下にティルトすると、よりその高さが強調できます。
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なお、これはあくまで基本です。もちろん、それほど高くないもので、上から下にティルトしてもかまいませんし、高いものでも、下から上にティルトしてもかまいません。それぞれの対象部に応じて、どちらか最も効果的かを判断して下さい。