動画撮影・動画編集/デジタルビデオ撮影の基本

デジタルビデオカメラでブレない映像を撮るために

ビデオ撮影で、ブレない映像を撮るためのポイントを紹介。DVカメラの持ち方や、体を三脚にする方法などを紹介。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

しっかりとデジタルビデオカメラを持つために

「よい映像」とういのは、見ていて安定している見やすい映像のことをいいます。「安定した映像」というのは、映っている人物や風景の映像がフラフラとブレていないことです。ブレた映像は、見ている方も落ち着かず、映像自体を見ようという気持ちも萎えてしまうものです。では、どうしたらブレのない安定した映像が撮れるのでしょうか。
 

グリップベルトを調整する

DVカメラを持つときには、しっかりとホールディングすることが大切。カメラのグリップベルトを、持ちやすいやすい状態に調整します。

ホールドグリップに手を通し、グリップベルトを調整する。きつくもなく、緩くもない状態に。
指でズーム操作をしてもがたつかず、しかも操作しやすい位置に調整するのがポイント。

 

両手でデジタルビデオカメラをしっかりと持つ

DVカメラを持つときには、両手で持つこと。片手持ちはカメラブレの原因になります。このとき、カメラマイクの位置に注意して下さい。

DVカメラがブレないように、両手でしっかりとホールドします。このとき、指でマイクを塞がないように注意します

液晶パネルを見ながら撮影する場合も、両手でホールドするように持ちましょう。

液晶を見ながら撮影する場合も、両手でカメラをホールドします。

 

三脚を活用する

ブレのない映像を撮影するには、三脚の利用がおすすめです。ただ、いつも持ち歩けるわけではないので、三脚が無くてもブレない映像の撮り方を覚えておいて下さい。

 

●自分が三脚になる

安定した撮影には、三脚が必須。でも、いつでもどこでも三脚があるわけではありません。そのような場合は、自分が三脚になります。

両肘を軽く締め、脇腹につけるような感じで構えます。
足は、肩幅くらい開いて下さい。

 

ファインダーを覗いて撮影する場合は、なるべく前屈みにならないように注意します。

 

●三脚の代用を利用する

テーブルや樹木、電信柱、壁など、体を安定できるものを利用すると、三脚代わりになってグッと映像が安定します。

テーブルに両肘をついて構えると、ブレない映像が撮れます。

 

樹木や壁、電信柱など、寄りかかれるものがあったら、それらも利用しましょう。

 

 

●三脚があると安定する

やっぱり、三脚は欲しいものです。必ずしもビデオ専用の三脚でなくてもかまいません。デジタルカメラ用の三脚でも十分利用できます。また、「一脚」という製品もあり、三脚が利用できないような場所でブレない映像を撮るにはおすすめのアイテムです。

【三脚のススメ】

デジタルカメラ用の三脚でも十分。デジタルカメラと両方を持ち歩くのならなおさらです。

 

可能であれば、ビデオ専用の三脚もおすすめ。リモコン付きなので、液晶を見ながらの撮影には最適です。利用方法はこちら。

 

 

一脚を利用する

一脚は三脚ほどかさばらないので、バックなどに入れて持ち歩くのにも最適です

 

運動会や発表会など、三脚の利用が迷惑になるような場所では、「一脚」 の利用がおすすめ。自由に動け、しかも安定した映像が撮れます。

 

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