ホームページ作成/Webサイトのユーザビリティ

フォーム上のリセットボタンはデメリット大(2ページ目)

入力フォームには、送信ボタンのほかにリセットボタンを配置することができます。しかし、このリセットボタンは、配置しない方が望ましい『デメリットの大きな』機能です。その理由とリセット機能の対策を解説。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

対策1:リセットボタンを配置しない

最も確実で簡単な対処法は、リセットボタンを表示しないことです。表示させなければ、誤ってクリックされることもありません。
これは、リセットボタンを作るinput要素を書かなければ良いだけのことなので、とても簡単に実現できます。

送信ボタンとリセットボタンを作るHTMLソースは下記の通りですが、このリセットボタンを作るHTMLソースを書かなければ良いのです。

<input type="submit" value="送信する">
<input type="

上記のように、input要素のtype属性の値を「submit」にすると送信ボタンになり、「reset」にするとリセットボタンになります。 この2行目を削除すれば、リセットボタンが消えます。

入力欄1:
入力欄2:
コメント欄:


※リセットボタンがないので、誤ってクリックされる可能性がない。

●IEでの問題
リセットボタンがなければ、Internet Explorerでも[ESC]キーを1回押しただけで全入力内容が消えてしまうことはなくなります。
しかし、[ESC]キーを2回押すとリセットボタンを押した場合と同様のリセット機能が働いてしまい、すべての項目の入力内容が消えてしまいます。 そこで、次の対策2「リセット機能を無効にする」も同時に施しておきましょう。
※IEでは、1回目の[ESC]でフォーカスのある入力欄の内容だけが消え、2回目の[ESC]でフォーム全体の内容が消えます。

リセット機能を無効にする方法へ >>

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