ホームページ作成/表示・非表示の切替 (HTML,CSS,JavaScript)

ドロップダウンメニューとは?HTML+CSSだけで簡単に作る方法(2ページ目)

ドロップダウンメニューとは?HTML+CSSだけでドロップダウンメニューを作る方法を解説。jQueryなどのJavaScriptは不要。リストの書き方(ul要素)を使って2階層以上のサブメニューも作れます。クリックせずにメニューを開閉できる、簡単でレスポンシブなメニューバーUIの作り方をサンプルと共にご紹介。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

1-A. 2段のドロップダウンメニューのHTMLソース

まずは、HTMLを書きましょう。ここではメインメニュー+サブメニューのシンプルな2段構成のメニューを作るだけなので、ul要素とli要素を使って作るリストも、2階層分だけ記述します。

HTMLソース:
<ul class="ddmenu">
   <li><a href="#">HOME</a></li>
   <li><a href="#">ニュース</a>
      <ul>
         <li><a href="#">新製品</a></li>
         <li><a href="#">新サービス</a></li>
         <li><a href="#">弊社について</a></li>
      </ul>
   </li>
   <li><a href="#">製品・技術</a>
      <ul>
         <li><a href="#">ハードウェア</a></li>
         <li><a href="#">ソフトウェア</a></li>
         <li><a href="#">ウェブサービス</a></li>
      </ul>
   </li>
   <li><a href="#">会社情報</a>
      <ul>
         <li><a href="#">会社概要</a></li>
         <li><a href="#">社長挨拶</a></li>
         <li><a href="#">沿革</a></li>
         <li><a href="#">所在地</a></li>
      </ul>
   </li>
   <li><a href="#">お問い合わせ</a>
      <ul>
         <li><a href="#">よくあるご質問</a></li>
         <li><a href="#">お問い合わせ先</a></li>
      </ul>
   </li>
</ul>
上記のHTMLソースは、ul要素とli要素で作る標準的な2階層のリスト構造です。<ul>~</ul>で1つの階層を作り、<li>~</li>で1つの項目を作ります。li要素の内側にul要素を含めることで(その項目に属する)2階層目を作れます。なお、li要素内の項目名はa要素を使ってリンクにしてあります。ここではリンク先を「#」にしていますが、実際に作る際にはリンク先のURLを記述して下さい。

後からリスト全体をCSSで装飾するために、最初のul要素だけには「ddmenu」というclass名を付加してあります。それ以外にはclass名は付加していません。

表示例:
ここまでのソースを表示すると、下図のように見えます。まだ何も装飾していないので、標準の箇条書きデザインでリストが表示されるだけです。
 
Step.1Aの段階では、ただHTMLで作るリストが箇条書きの形で表示されるだけ

Step.1Aの段階では、ただHTMLで作るリストが箇条書きの形で表示されるだけ


HTMLで作った上記のリストを、1階層目の各項目が「メインメニュー項目」、2階層目の各項目が「サブメニュー項目」になるようにCSSを記述します。それでは次に、リストをドロップダウンメニューらしく装飾するCSSソースの書き方を見ていきましょう。


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