株式投資において、「損切りをすべきか、すべきでないか」は悩むところです。

損切りについての考え方は人それぞれありますが、今回は統計データから損切りの有効性について解説したいと思います。

前回の記事と同様、順張り系の売買ルールで、売りルールとして損切りしない場合と含み損が-5%、-10%、-20%に達したときに損切りを行う場合についてそれぞれ検証を行いました。

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1.順張り系(高値更新銘柄の買い付け)
期間:1990年~2010年
買いルール:終値が過去60日間の高値を更新したとき
注文方法:翌日に成行注文
売りルール:終値が過去5日間の安値を更新したとき
注文方法:翌日に成行注文
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以下、それぞれの検証結果です。

[損切り無しの集計結果]

勝率: 40.22 %
勝ち数: 15,458 回
負け数: 22,972 回
引き分け数: 654 回

平均損益(円): 4,293 円  平均損益(率): 2.53 %
平均利益(円): 29,170 円  平均利益(率): 17.29 %
平均損失(円): -12,325 円  平均損失(率): -7.33 %

PF: 1.593
*PF=Profit Factor(総利益/総損失)・・・ 数字が高いほど有効と判断
平均保持日数: 29.76 日

次は、それぞれマイナス5%、10%、20%で損切りをした場合の検証結果です。