このような上昇トレンド局面でよく用いられる戦略が「ブレイクアウト」と言われる高値更新銘柄を買う戦略です。
そこで今回はブレイクアウト戦略について東証一部と東証二部のどちらが有効かについて検証しました。
■期間:1995年~2010年
・ 買いルール
終値が過去60日間の高値を更新した翌日に成り行き注文で買い
・ 売りルール
終値が過去5日間の安値を更新した翌日に成り行き注文で売り
検証結果は以下の通りです。
東証一部銘柄のバックテスト集計結果
・勝率: 39.09 %・勝ち数: 5,830 回
・負け数: 9,085 回
・引き分け数: 226 回
・平均損益(円): 1,439 円 平均損益(率): 0.95 %
・プロフィットファクター: 1.258
・平均保持日数: 23.44 日
勝率こそ低いものの平均損益がプラスでまずまず有効な結果と言えるでしょう。
一方、東証二部の結果はどうでしょうか。