樹氷観光の際は、防寒に対する備えをしっかりと!
日中も夜のライトアップも素敵な風景を堪能することができる蔵王の樹氷ですが、雪と氷の世界に足を踏み入れますので、訪れる際は防寒に対する備えが必須です。特に地蔵山頂駅付近は標高が高いこともあって、日中でも氷点下になることは当たり前で、ライトアップの際はマイナス10度以下になることも珍しくありません。
また山の上だけに強風が吹き続けることも多く、風を受けての体感温度低下で"痛い"と感じるほどの寒さですので、必ずスキーウェア+手袋+帽子、耳当て+フェイスガードなどの完全防備で訪れるようにして下さい。
これはガイドの体験談でもありますが、デジタルカメラや携帯電話のカメラなどは電池の消耗が激しい上に、山を下りた後で暖かい部屋に戻ると、しばらくの間は機器の内部で結露を起こす可能性が高いという点にも注意が必要ですね。 なお気象状況によっては、ロープウェイの運休などで樹氷観光ができないこともありますし、暖かい日が続いた場合は成長した樹氷が解けてしまうこともあり得ます。自然現象ですのでやむを得ないのですが、出かける前に蔵王温泉のWebサイトなどで状況を確認しておくことをお薦めします。
美しい風景が広がる蔵王の樹氷をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。湯量豊富で効能豊かな蔵王温泉にのんびり浸かって、絶景を楽しめる蔵王の樹氷にこの冬ぜひ出かけてみてください。