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JAL経営破綻!整理銘柄とは?いつまで売買できる?(2ページ目)

日本航空株がついに上場廃止となることが決定しました。そのため、日本航空株は東証によって整理銘柄に指定されました。そもそも整理銘柄とは何なのでしょうか?そして、いつまで売買できるのでしょうか?詳しく解説していきます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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そもそも整理銘柄とは?


上場株の上場廃止が決定した場合、株件は紙切れ同然の価値になってしまうわけですから、投資家にその事実を知らせなければなりません。そのために、上場廃止が決まった株をわかるようにする場所が整理銘柄になります。原則1ヵ月間整理銘柄に指定されます。

日本航空株は19日に整理銘柄に指定されました。整理銘柄になったからと言って、すぐに売買ができなくなるわけではありません。高値で買った投資家の場合損失は確定してしまいますが、日本航空株をまだ持っている投資家は今も株を売ることはできます。
損失を悔やんでも、もう戻ることはできません。やり直すチャンスと考えましょう!

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ただし、整理銘柄は1ヵ月間のみ。すでに2月20日に上場廃止になることは決定しています。ですから、売買できる最後の日は2月19日になります。

安値更新が続く日本航空株は、その安さから、上場廃止までの間に短期的な儲けを狙ったマネーゲームが発生して、株価が乱高下する可能性がないわけではありません。しかし、株を売りたい投資家は、こうした価格の動きに惑わされないようにした方がよいのではないかと思います。

ちなみに監理銘柄とは?

ところで、整理銘柄と間違えやすいものに監理銘柄(監理ポスト)があります。

監理銘柄は、上場廃止や登録取り消しの可能性がある銘柄になります。ですから、上場廃止が決まったわけでありませんが、その恐れがある銘柄だということです。その後、上場廃止が決まったら、整理銘柄に指定されることになります。

株式投資に絶対はありません。整理銘柄や監理銘柄についてもしっかりと覚えておくことが大切です。
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