新婦父と新婦がバージンロードで入場 ★★★
披露宴の入場は新郎新婦揃って、というのが定番ですが、紀香さんの場合はお父様にエスコートされての入場。これは、お父様が娘をエスコートしてバージンロードを歩きたい、という夢を持っていらっしゃったからだそう。おふたりの結婚式は神前挙式で娘との入場が叶わずにいたため、披露宴でのこうした入場スタイルになったといいます。バージンロードは今やパパの憧れ!? |
また、バージンロードが赤いじゅうたんの上に白布で設営されていたのが、ちょっと古くさい。会場装飾の雰囲気に合わせて、モダンな雰囲気にしたほうが良かったのでは? ということで、3点の評価です。
新婦のウェディングドレス&お色直し ★★★★
紀香さんのウェディングドレスはデザイナーの芦田多恵さんのもの。肩やデコルテ、背中を大胆に出したマーメイドラインで、スタイルのよい紀香さんにはとてもよく似合っていたと思います。7mものベールもゴージャス。繊細なレースがあしらわれたマリアベールは素敵でしたが、その上からさらにお花のリースをつけたのは、やや装飾過剰気味に見えました。リースはないほうがすっきり見えたのでは?お色直しは1回のみ。芸能人の結婚式というと、何度もお色直しをするイメージがありますが、1回のみにとどめたのは落ち着きがあって好感が持てました。赤のドレスは膝から下が斜めにカットされたもので、紀香さんの美しい脚が強調され、こちらも素敵でした。個人的には、お色直しドレスのほうが紀香さんっぽくて好きだなあ。
ちなみに、お色直し退場の時には、紀香さんのお母様が紀香さんをエスコート。これも最近ではよく見られる演出のひとつ。事前に何も言っておかず、その場になっていきなり指名し、サプライズ演出にするというテもあります。
ゲストのスピーチ ★★★★★
ゲストのスピーチは通常は両家で主賓がそれぞれ挨拶し、その後、乾杯へすすむというのが一般的ですが、今回は新郎新婦が挨拶をした後、俳優の宇津井健さんがすぐに乾杯の音頭を取られました。お話の感じだと、宇津井さんは新婦側のゲストという感じ。乾杯の後、新郎側のゲストである桂文珍さんが挨拶をし、舘ひろしさんのスピーチと続きました。乾杯の前に長々と挨拶が続くのはゲストにとって意外につらいものなので、すぐに乾杯へと移ったのはとてもスムーズな進行。一般の披露宴の場合でも、最近は主賓を決めないことが増えてきているようです。この進行は参考になるのでは?