ホテルや結婚式場には人前式プランがない!?

特定の宗教とは関係なく行われる人前挙式。そのため、式次第も定型はなく、自由にアレンジできる。ふたりの個性をよりアピールできるセレモニー・スタイルだが、意外に知られていない。それは、教会式や神前式がパックプランとして提供されているのに比べ、人前式にはそうしたプランがほとんどないというところにも起因するのかもしれない。

自由度が高いセレモニーだけに、プランを作らないのはなんだかもったいないな~と思っていたところ、ホテル日航東京がやってくれました!『TOKYO BALCONY オリジナル人前式“千輝(せんき)”』と名付けられた人前式プランを発表したのです。

人間を特別な輝きを持った光にたとえたセレモニー

千輝
海に面した「ルーチェ マーレ」で行われる人前挙式“千輝”
“千輝”が行われるのは、昨年9月にオープンしたチャペル「ルーチェ マーレ」。あれ、人前式は特定の宗教とは関係ないんじゃなかったっけ?と思ったあなた、ご心配なく。“千輝”が行われる時には、十字架などははずされ、宗教色は一切排除されます。「ルーチェ マーレ」はお台場という立地を最大限に活かした、海に面した総ガラス張りのリゾート感溢れるチャペル。海に面したチャペルは都内では初となります。

ちなみに、“千輝”とは、人間ひとりひとりを特別な輝きを持った光にたとえた挙式。「新郎新婦の小さな光は、家族の光、友人の光、人生の先輩の光といった幾千もの光と出会い、輝きを増してきました。この挙式には、ひとつになった新郎新婦の光が幾千年も輝き続けるようにという願いが込められています」とのこと。

新郎新婦と両親の後ろに広がる圧巻の風景

では、セレモニーの式次第をご紹介しましょう。着席し、セレモニーの始まりを待つ参列者。トランペットやハープなどの演奏が流れ、挙式場内の照明が落とされます。前方スクリーンに“千輝”のメッセージを伝えるオープニング映像が映し出されます。

そして、いよいよ新郎新婦の入場。まずは新郎と両親が静かに入ってきます。バックに流れるのは新郎父親からのメッセージ。続いて、新婦と父親が腕を組み、ヴァージンロードを歩きます。新婦の母も後ろから続きます。この時も、新婦父から新婦へのメッセージが流されます。

新郎新婦とその両親が入場したら、全員が正面に並び、参列者と向き合います。このとき、後ろのスクリーンが開けられ、参列者の目の前には美しい東京ベイの夜景がドーンと飛び込んできます。正面に見えるのはレインボーブリッジと東京タワー。この光景はかなり感動的です。

次ページではセレモニーのクライマックスについて!