カオマンガイは普通盛りのほか、小450円、大700円、特大800円もあるので、おなか具合がそこそこのときは普通盛りで、おなかが結構空いているときは大にするのがよさそう。
タレは、両方とも試行錯誤を繰り返しながら作ったのでは?と思われる味で、辛み、甘み、香りなどが複雑に絡み合っている。
どのタレもまったく違う味わいなので、友人と一緒に行ったら、それぞれ違うタレを頼んで楽しむのが正解かもしれない。もしひとりで初来店ということだったら、タレを何種類か追加注文する“オトナ買い”がいいかもしれません。
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ゴハンにはほんのりニンニクの香りが。タイのチキンライス「カオマンガイ」は、シンガポールの「海南チキンライス」の陰に隠れ、ちょいと日の目をみない存在だが、タレには材料がたくさんはいっていたりして、実はすごい実力をもっている料理だと思っている。
見ためは決して華やかではないけれど、味わうごとに旨みが増し、忘れられない料理となっていくのがその証拠。なんだか人と似たところがありますね。
カオマンガイはフリークが多い料理として知られているものの、残念ながらまだまだ認知度が低い料理である。
最近では、東京は木場にある「Puiプイ」、千葉は柏の「泰国式鶏飯店 ガッチキ」といったようにカオマンガイ専門店が徐々にオープンしているものの、下北沢の「チッキンアムリタ」のように惜しまれつつ閉店する店もある。
この「東京カオマンガイ」はこれからさまざまな面において、試行錯誤を繰り返していくのだと思われるが、「カオマンガイ」専門店という看板を掲げ、ひとつの料理一本で勝負する心意気はすばらしいことだと思う。ぜひともがんばっていただきたい!
駅から徒歩30秒という立地のよさ、店内はせまいけれど、ひとりでも立ち寄れる気軽な雰囲気、タイの屋台をおもわせる提供の仕方。また、昼から夜まで通しで営業しているので、ちょっとお腹が空いたときに、ふらりと立ち寄るには最適な店だと思う。
タイ版チキンライス「カオマンガイ」をご存じなかったかたは、ぜひ一度お試しを!
「カオマンガイ」
頭にしっかりとインプットされましたか?(ちょっとしつこいかしら・・・おほほ。)
■カオマンガイ専門店「東京カオマンガイ」
所在地:東京都千代田区内神田3-7-8
営業時間:11:00~23:00
TEL:03-3255-6055
交通・アクセス:JR神田駅西口より徒歩30秒
地図:YAHOO!地図情報