鉄道/引退

最後のボンネット型特急電車・能登(3ページ目)

1958年、東海道本線・東京~神戸間に登場した特急「こだま」は日本初の電車による特急列車として颯爽とデビューした。先頭車はボンネット型のスマートな車体で特急らしい風格を備えていた。その後は、北海道・四国を除く全国各地でボンネット型の特急電車が活躍したが、新しい車両の登場に伴い、引退が加速、最後の定期列車だった上野~金沢の夜行急行「能登」の廃止に伴い、半世紀に亘った活躍に終止符を打つ

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

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ボンネット型特急電車、全盛の頃

東北・上越新幹線の開業を控えた1981年、上野駅付近は、ボンネット型特急電車をはじめとする在来線特急列車の最盛期だった。古いアルバムから発掘されたネガ写真をご紹介しよう。
上野と新潟を結ぶ特急「とき」

上野と新潟を結ぶ特急「とき」

ヘッドマークがときの絵になった特急「とき」

ヘッドマークがときの絵になった特急「とき」

交直流特急電車485系による特急「はくたか」も上野発着だった

交直流特急電車485系による特急「はくたか」も上野発着だった

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