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天麩羅 なかがわ(築地)

「みかわ」出身の中川氏が腕をふるう、築地のてんぷら屋。「くるまえび」をはじめとする火入れの技術が素晴しく、コストパフォーマンスの高さも文句なし!

執筆者:来栖 けい

築地の本格てんぷら屋!

「みかわ」出身の中川氏が腕をふるう、築地のてんぷら屋。お好みでの注文も可能ですが、基本は「松」(7,350円)、「竹」(6,090円)、「梅」(4,725円)という3種類の「てんぷら定食」です(「梅」はお昼のみ)。

この日、ボクが頼んだおまかせ(時価)の内容は次の通りです。

・「くるまえび」
・「くるまえび」
・「くるまえびの頭」
・「くるまえびの頭」
・「きす」
・「しらうお」
・「たらのめ」
・「ぎんぽう」
・「あおりいか」
・「あおりいか」
・「めごち」
・「あゆ」
・「あゆ」
・「あなご」
・「さつまいも」
・「あすぱら」
・「しいたけ」
・「天茶」


まずは海老!

くるまえび
「くるまえび」。
全体的に見て、ホントに素晴らしいと思いますね。「くるまえび」は「みかわ」同様、海老の甘みを最も強く感じられる見事な火入れですし(中心部分がほんのり温かいレア)、「きす」は、水分がしっかりと取り除かれ、淡泊な魚ながらも旨みがギュ~っと凝縮させられています。


しらうお
「しらうお」。
12匹ほど供される「しらうお」は、あんなに小さな魚とは思えないくらい旨みが濃い! 生で食べるよりも何倍も濃く仕上がってして、圧倒的な存在感を放ちます。


ぎんぽう
「ぎんぽう」。
「ぎんぽう」は、この日はまだ小さかったですが、適度な身の弾力と、素材の持つ味の濃さがぐっと伝わってきて、この日最も印象に残った一品かもしれません。


あゆ
「あゆ」。
「あゆ」は稚鮎です。やはり鮎は香りがたまらないですね! 蓼酢入りのおろしが非常によく合います。


さつまいも
「さつまいも」。
「さつまいも」は、「てんぷら近藤」を想わせる出来映えで、衣がパリッパリです。石焼きいもを食べた時のようなおいしさを実感できます。


イチオシの「天茶」!

天茶
イチオシの「天茶」。
締めは、「小天丼」、「天茶」、「白飯&かき揚げ」の中からチョイスできるのですが、「天茶」の旨さにはしびれました! 通常「天茶」は、比較的ダシは淡めのものが多いのですが、ここではしっかりと濃いめ。小柱のかき揚げのザクザクッとした繊維の音、火入れも素晴しく、一品としての完成度、満足度が非常に高いですね。

「おまかせ」は時価とは言っても、これだけ食べて11,000円程度。コストパフォーマンスが非常に高いので、「おいしいてんぷらが食べたい!」と思ったら、まずはここへ足を運ぶことをおすすめします!


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<店データ>
■天麩羅 なかがわ
所在地:東京都中央区築地2-14-2
TEL:03-3546-7335
営業時間:11:30~13:00L.O./17:00~21:00L.O.
定休日:月曜日
東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩3分。
地図:Yahoo!地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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