大人の女性を好む男性は……
■知識や情報、経験が豊富な大人の女の美しさは内面から滲み出るものその昔、私がまだこの記事で言う「若い女性」だった頃のことです。大人の女性からこんなことを言われました。「若さは確かに美しいけれど、美しさ=若さではないのよ」と。この言葉を、若い女性に対して自分が言える年代になったことを、最近は非常に嬉しく思います。いや、果たして私に言う権利があるのかどうかは、定かではありませんが。
若さとは、美しさの要素の1つであって、美しさのすべてではない、ということ。では、女性の美しさとは何か。たとえば、知識や情報が豊富で、さまざまな話題のネタを持ち、対話相手を飽きさせない魅力ある女性は美しい。あるいは、経験からさまざまなことを学び、人に教えてあげたり、人の力になったり、人に優しくできる人は、心が美しい。
そもそも、男も女もある程度の歳を重ねてくると、内面的なものが顔や体に表面化するものです。大人の女性を好む男性は、そうした若さ以外の美しさ、その人自身がこれまでどう生きてきたかが表われている、根拠のある美しさに惹かれるのではないでしょうか。若い女性が好きな男性に比べると、理論的で観察力のある人が多いのもそのためでしょう。
■落ち着きがあり、分別もわきまえ、自立心があるのも魅力
若い女性はとにかく元気で、黄色い声でよく笑い、それは確かに可愛いのですが「疲れる」という男性も多いもの。それに比べると、大人の女性は落ち着きがあって分別もわきまえているため、空気が読めない行動や人が違和感を抱く行動が少ないはず(なかにはそうでない大人の女性もいますが……)。そこが、大人の女好みの男性としては、パートナーとして安心できるのだと思います。
物を知らない若い女性よりは、知性の備わった大人の女性がいい、という男性は、パートナーを“自分を映す鏡”だと思っている証拠です。甘えられるのでも甘えるのでもなく、自分と対等に付き合える自立した女性を求めていると言えるでしょう。
次のページでは、若い女性が“大人の女好みの男性”と相性を良くする方法をご紹介します。