浪費癖のある男性……特徴と見分け方
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浪費癖のある彼、その心理的背景とは……?
冗談はさておき、付き合っている彼に浪費癖があって悩んでいる、という女性は意外と多いのではないでしょうか。きちんと働いて稼いでいるはずが、給料日までまだ何日もあるというのに「金がない」がいつもの口癖だったり、大して必要ではなさそうなものをポンポンと購入したり。結婚を視野に入れて付き合っている場合はとくに、相手の経済力だけでなくお金の使い方も含めた「生活力」が気になるものです。
今回は、そんな「浪費癖のある彼」の心理的背景から、上手に付き合える相性の良い女性を解説いたします。
「浪費癖のある彼」その心理的背景と性格
浪費家のタイプには大きく分けて2種類あると私は思います。一つは“モノ”に対する浪費をする人、そしてもう一つは“コト”に浪費をする人です。“モノ”に浪費をするタイプには、小さい頃に欲しいオモチャをあまり買ってもらえなかったとか、家庭が貧しかったという人も多いようです。その反動で、自分で働いてお金を得たのだから、もう欲しいものに我慢をしたくない、という気持ちが働くようです。
また、モノの管理が杜撰である、という傾向もありそうです。たとえば携帯やお財布をしょっちゅう紛失して何度も同じ物を買う羽目になるとか、同じような靴や洋服を持っているのに買い足してしまうなど。ポンポンと購入する人ほど、購入したモノを大事にしていなかったりするものです。
あるいは、モノを買う行為自体から精神的安定を得られる、という人もいます。言わば“買物依存症”です。この場合は心の病が関係してくることもあり、その原因究明や治療はちょっと複雑かもしれません。
“コト”に浪費をするタイプには、たとえば人付き合いにおいて気前よく奢ってしまうなど、その行動の背景には見栄を張りたい気持ちが潜在しているようです。また、友人に誘われると「金がないから行けない」などと断るのはみっともない、男が廃る、などと思うようで、ついつい誘われるがまま、イベントなどに参加してしまいます。
パチンコや麻雀などのギャンブルにはまっている男性も、突き詰めると「見栄っぱり」が原因と言えるかもしれません。「男らしく、一発大きく当ててやる」などと、本人は男気を出しているつもりなのですが、その実はただの無謀な行為です。
いずれにしても、浪費癖のある人は計画性がなく、楽天家の傾向が強いと言えるでしょう。スッカラカンになっても、「きっと、どうにかなるさ」と気楽に構えていることが多いようです。本当にどうにかなればいいのですが、世の中そううまくはいきません。彼とお金のことでもめる、などということはできれば避けたいですね。
「浪費癖のある彼」と上手に付き合える相性が良い女性は……?
![お金のことが問題となって、別れるカップルや夫婦が多いのも現実……](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/2/2/3/6/3/8/202501162123/10161018506.jpg)
お金のことが問題となって、別れるカップルや夫婦が多いのも現実……
お金は計画的に使い、身の丈に合った生活をするものだと、身をもって教えられるようなしっかり者の女性と相性がいいのは当然なのですが、それは結婚して女性が家計を握ってからの話。まだ付き合っているだけの関係で、口うるさくお金のことを言われるのは、とくに見栄っ張りな“コト”に浪費するタイプには耐えられません。
こうしたタイプの男性には、金銭教育しているということを悟られず、うまく彼を立てながら操縦することのできる女性がベストです。たとえば、彼の給料日にあなたが彼からお金を借りて、彼が「金がない」と言い出す頃に返す、という方法はいかがでしょうか。彼には「貸してやった」という優越感(?)を抱かせつつ、実はあなたが「預かってやった」というわけです。
■“モノ”に浪費する無駄な買物の多いタイプには
“コト”に対する浪費家に比べると、“モノ”に浪費するタイプは自分が浪費家であることを自覚していることが多いようです。「またこんなもの買っちゃった……」などと後悔をしている場合が少なくないからです。そんなタイプには、一緒にいて彼が買物をしようとする時に「それは本当に必要なものなの?」「どうせすぐ使わなくなるんじゃないの?」といった、彼が躊躇する言葉を掛けると良いでしょう。
たとえば「これを買うのをやめればあれが買える」とか、「これを買うお金があれば何ができる」など、彼が払おうとしているお金に見合った価値のあるモノやコトを並べることも有効です。時間は掛かるでしょうが、日頃からコストパフォーマンスの意識を高めるような会話を心掛けてみてはいかがでしょうか。
■浪費家の彼にお金を貸すのはご法度!
お金の貸し借りは、人間関係を壊す元にもなりかねません。たとえ彼がお金に困っていても、安易に貸してしまうのは優しさではなく、甘やかし。彼のためにはならないでしょう。
ただし、一度貸してあげることで彼のお金の使い方に物申す資格を手に入れる、という考え方はできます。これからはそうならないよう、計画的にお金を使ってね、と監督すれば、彼も立場上、聞き入れるしかありません。
しかし、人にお金を借りるということは、癖になってしまうことが多いようです。「またあいつに借りればいいや」などと、甘えを増長させることにも……。よく、「人に貸した金は返って来ないと思え」などと言いますが、私は「彼に貸した金は必ず取り立てようと思え」と、思います。
お金を貸した側が返してくれと言うのは、当然の権利です。が、お金の話はあまり口にしたくないものですし、ケチに思われるのが嫌で言い出しにくいもの。でも、そのまま有耶無耶にしてしまうのは、彼のためにも、彼とあなたの関係のためにも絶対に良くないことです。どうしてもお金を貸す事態になった時は、いつまでに返してもらうということをきちんと決めた上で、渡すようにしましょう。
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