脱・「だめんず・うぉ~か~」!? 幸せな恋愛を手に入れるには?
週刊SPA! で好評連載中のコミック『だめんず・うぉ~か~』 |
もし、脱・「だめんず・うぉ~か~」を目指すなら、自分がハマりやすい「だめんず」とは違うタイプを選べばいいだけのこと。たとえば、経済力のない男に貢いでばかりという「だめんず・うぉ~か~」から脱するには、気になった男に経済力があるかどうかわかるまでは、付き合わなければいいのです。
しかし、私は知っています。「だめんず・うぉ~か~」が「だめんず・うぉ~か~」を脱しようとすると、恋そのものができなくなるということを。恋はするものではなく落ちるもの、などという映画のコピーがありましたが、まさにその通りでございます。ですから、ここでは「だめんず」と「少しでも幸せに」恋愛を続けるための心得をアドバイスしたいと思います。
■母性を抑え、父性で彼を見守ること
「母性たっぷり、過剰な愛情で包み込む女」は、恋愛においてその優しさが命取りとなります。彼を甘やかすことが愛情だと思ってはいけません。もちろん、彼を支える気持ち、彼の役に立ちたいという気持ちは大切ですが、安易に手を差し伸べることは、彼のためにならないということを心しておきましょう。
子どものすべてを受け容れる母性だけではなく、根底に優しさがあるからこそ、時には厳しく突き放すような父性を身につけることが、ダメ男のダメッぷりにブレーキをかけ、自分が疲労困憊せずに恋愛を持続させる秘訣です。
■自分に自信を持ち、現実を見つめる強さを
「恋は盲目、妄想が暴走する女」は、現実を見つめるのが怖いから、妄想に逃げてしまう弱い女性です。大抵、「私みたいな女を好きでいてくれる男性は、彼しかいない」などと、自分に自信がないために彼のダメっぷりに目をつぶり、すがり付こうとしてしまう。これでは、ダメ男が弱味につけ込んできても仕方がありません。
彼のダメっぷりに目をつぶるという寛容な心を持っている女性は、本来、恋愛能力が高いはずです。ケナゲで一途であることも、女性として非常に魅力的なはず。もっと自分に自信を持って、ときにはダメ男を振り回すような、大胆で奔放な行動に出てみてはいかがでしょうか。ダメ男がつけ入る弱味を見せすぎないことが、あなたが幸せになるためのキーポイントです。
■人は簡単に変わらない、自分を過信しないこと
「彼を救えるのは私だけ、自信過剰な女」は、人は簡単には変わらないということを、頭に叩き込んでください。20年、30年かけて築き上げられた人の性格というのは、滅多なことでは変わらないのです。たとえ変わるにしても、それはあなたが調教することによって受動的に変わるのではなく、彼自身に何か大きな感動や衝撃があって、能動的に変えるケースが多いのではないしょうか。
ダメなところも含めて、ありのままの彼を好きでいられるかどうかを、まず考えてみてください。相手の欠点も含めて愛することができれば、それこそが真の愛情ではないでしょうか。
■無人島で2人きり、それでも彼を愛せますか?
「上辺しか見えていない、見栄っ張り女」は、まず恋愛に対する価値観を変える努力をして欲しいと私は思います。たとえば明日から、彼と2人無人島で暮らすことになったら? と、考えてみてください。 大切なのは、経済力、肩書き、学歴、家柄、車など上辺の条件をすべて剥ぎ取った後の、素っ裸の彼を愛せるかどうかではないでしょうか?もちろん現実には、ある程度の経済力も外見も必要なのですが、本当に大切なのは、性格、思想、才能など、目には見えない中身なのです。
とは言え、男性の条件に妥協できないというあなたは、「どこかに、条件も中身も完璧な男がいるはず」と、思っていることでしょう。そんな男性とめぐり会えればこれほど幸せなことはありませんが、完璧な人間など恐らく非常に稀少でしょうから、一生巡り会えない覚悟もしておいてください。
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