予備校・塾に頼らない指導方針、県立大宮高校

明るく活発な校風の県立大宮高校。自ら学ぶ力といろいろなことに挑戦する意欲のある生徒に適した学校

明るく活発な校風の県立大宮高校。自ら学ぶ力といろいろなことに挑戦する意欲のある生徒に適した学校

1927年に開校した大宮女子高校と1929年に開校した大宮第一高校が、1951年に統合されて県立大宮高校となる。1991年より理数科を設置。

教育目標は「学問を重んじ、真理と正義を愛し、他人の人格を尊重するとともに、互いに協力して平和な民主国家および社会の発展に寄与するこができる、心身ともにすこやかな人間を育成する」。指導の基本方針に「授業中心」「予備校・塾に頼らない」「難関大学に現役で合格」「文武両道 勉強と部活動の両立」を掲げ、県下有数の進学校として充実した学習指導を実践。

部活加入率は9割以上。男子バレーボール部、ボート部、陸上競技部、女子ソフトテニス部、水泳部、剣道部、音楽部、吹奏楽部など例年多くの部が関東大会出場、棋道部、美術部は全国大会出場など、各部とも和気あいあいとした雰囲気で練習に励みながら活躍している。

国際教育にも力を入れており、ドイツ・ブランデンブルグ州コトブス市のギムナジウム校と姉妹校提携。2週間の短期ホームステイプログラムや半年間の留学プログラムを実施する。姉妹校からの留学も受け入れ、英語が堪能なドイツ人留学生に英語によるドイツ語講座を開いてもらったりして交流を深めている。

明るく活発な校風で、自ら学ぶ力といろいろなことに挑戦する意欲のある生徒に適した学校といえよう。生徒数は1104人(普通科男子523名・女子455名。理数科男子97名・女子29名)

「わかる授業、確かな学力」が目標

普通科と理数科を設置。普通科は高2でセンター入試などをふまえて志望別に社会科2科目・理科2科目のAコース、社会科1科目・理科3科目のBコースに分かれ、さらに高3で文系・理系に分類。理数科は専門性の高い理数系の学習を中心としたカリキュラムになっている。一人一台の双眼顕微鏡による観察実習や、測定システム「イージーセンス」を用いての物理実習など、最新の設備による実験・観察を多く取り入れて高度な内容を学ぶ。

また、大宮高校では「わかる授業、確かな学力」を目標に教育改革を進めている。2学期制で65分授業、隔週土曜授業の実施、長期休暇の短縮により、授業日が年間30日以上増加。冬期勉強合宿(1年)や夏期勉強合宿(2年)、3年生には自習場所として夜7時まで教室を開放するなど、学力伸張、学習支援に努める。高大連携として東大の教員に講義をしてもらう東大セミナーをはじめ、埼玉大学、東京学芸大学の出張講義を開講。各界で活躍する卒業生を招いての講演会も実施し、将来の進路選択に役立てている。