一夜不倫はクセになる、傷ついた心も麻痺してしまう
一夜不倫は、快感以上に淋しさがつきまとうもののように思える。 |
■慣れて、麻痺している。
簡単に、浮気できる人、不倫できる人というのは、ひとつ経験を重ねるたびに、どこか心や身体が慣れて麻痺していっているように見える。だから、またつい繰り返してしまう。無意識のうちに、罪悪感も薄れていってしまう。30過ぎて、一夜の関係や不倫など同じパターンの恋愛を繰り返している人は、クセになっているといという部分が大きい。
とはいえ、「浮気は、よくないこと。だから、改めましょう。」そんなひとことですべてがすませられないほど、人の心と事情は複雑でもろく危うい。いつも正しく、強くなんていられない。
もしも、既婚とはいえ、自分がタイプの男に誘われたら?
酔っぱらって、心身ともに価値判断が鈍っていたら?
想像してみると、自分は絶対にだいじょうぶなんて言えない。だから、浮気癖のある人--知人も、友人も、テレビの中の人も、まだ出会ってないひと人たちも一概に責められない。
けれど、ひとつだけ思うのは、モナさんのようにメディアの中核にいる人のみならず、一般の人々にだって、一夜の不倫の代償というものは、たぶん、あるのだということ。
一夜の不倫に限らず、暴力だろうと、ギャンブルだろうと、誰かを悲しませる類の体験は、ディープな経験として酸いも甘いも心の奥に刻めば、その人の血肉となるけれど、その分、傷跡も深く残る。
何度も同じことを繰り返していると、年齢を重ねるにつれ、身体だけでなく心も麻痺して、傷跡がケロイドのように残ってしまうと思うのだ。
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