恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

新しく定着する結婚の形? 週末婚の成就法(2ページ目)

今年急速に増加して世間的に認知された感のある“できちゃった婚”に続いて今後、増えそうな結婚形態が“週末婚”!仕事も恋も深い絆も育める週末婚の真実について。

執筆者:All About 編集部

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週末婚における、正負の法則

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どんな恋愛にも、どんな結婚にも光と影、メリットとデメリットは表裏一体だ。
全力で仕事ができるほかにも、週末婚メリットはたくさんある。自分の時間を保てるし、独身時代と変わりなく遊びにも飲みにも行ける。彼に会える週末を糧に頑張れるし、ベッタリしていない分だけ、恋人同士の新鮮さは続く。

そして、何よりも、「1人で生活する」というスタンスを守ることで、彼に対する過剰な依存心がふくらまずにすむ。

いつも助けてくれる手があるということは、ありがたいことだけれど、自分の手足が鈍ってしまう恐れをもはらんでいる。それは、根本的な部分で、長い目で見て彼との関係を深める障害になってしまう。もちろん、普通に結婚して、日々、一緒に暮らしていても、心身ともに自立できているなら全然OKだけど!

週末婚……語っているだけで、何だか美味しい感じ。

とはいえ、メリットの裏には当然デメリットもくっついている。

まず、単純にムダが多い。従来の結婚のメリットとして、一緒に暮らすことで経済的、時間的なムダを減らすというものがあるけれど、週末婚では、そのメリットはほとんど味わえない。

たまにしか会えない分、コミュニケーション不足になる危険性もある。いつまでも恋人同士の気分を味わえるという距離感は、裏返せば、それ以上の絆は育ちにくい距離感であり、関係性であるとも言える。

自分の自由が保証されているのと同じだけ、相手の自由も保証している。それ自体は素晴らしいことだけれど、信頼関係がなければ、不安にもなることは想像がつく。

美輪明宏先生のおっしゃる通り、光と陰はワンセット。この世はすべて正負の法則で成り立っている。

どんな結婚の形でもそうだけど、「週末婚」がしたいという人は、メリットとデメリットをきちんと理解した上で、実行するほうがいい。

次のページでは、その方法を考えます。
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