結婚するまでにしておきたい10のこと
砂時計をキーアイテムに、初恋と二度と戻らない時間を描いた傑作マンガ。現在、TBSの昼ドラマとしても放送中。今しかできないことは、どんな人生のどんな局面にもある。「これから生きる人生の中では、いつも今日がいちばん若い」とは某女優の名言だ。 |
『死ぬまでにしたい10のこと』という素晴らしい映画がある。主人公は2人の子供を持つ平凡な主婦。彼女はまだ若く子供も幼いのに、ある日、がんで余命2か月と宣告されてしまう。涙に暮れた後、彼女はやり残したことをノートに10コほど、書き留め、実行しはじめる。すると、それまで平凡にしか思えなかった、毎日が輝きはじめる--。
人生は期限があるからこそ、たぶん、楽しい。だから、「結婚できるかな?」という不安をいったん捨ててみる。今はまだだけど、「自分もいつかは結婚する」と信じてみる。すると、今しか味わえない独身の時間が貴重に思えてくるはず。
あと、1年で結婚する運命ならば、今をどう生きようか想像するのが楽しくなる!
私なら、海外旅行をする。世界規模で飛び回れるように、語学力を磨き、国際免許もとっておきたい。何気ない日常をともに過ごしてきた愛する人たちを、もっともっと大切にしたいし、お墓参りにもいきたい。仕事ではもう……数えきれないほどやりたいことがある。それを、いつかではなく、1つでも今すぐにでも実行してみよう。
もちろん、「死」と違って「結婚」は誰でも必ず通過するものとは限らないから、「いつかは結婚する」と心に決めたなら、現実的に結婚するための努力も必要。だけど、その努力も決して難しいものではなく、至極、シンプルなものに違いない。女を磨き、興味のあるところへ出かけ、アンテナを光らせて、いいなと思う人がいたら素直に近づいてみる。
「今」しかできないことを楽しみながら、それをちょっと心がけるだけで、もう十分。いい恋愛をするための努力は大切だけど、決して生きる目的のメインじゃない。やっぱり、今しかない時間を楽しんでいるところに、いい男もいい恋愛もついてくるんだと思う。
■本日の恋の栄養素
『砂時計』
累計500万部を突破した、少女マンガ。子供の頃に出会い、支えられた幼なじみを思い続ける初恋物語。胸きゅんなラブストーリーでありながら、主人公は、恋愛や家族関係を通じて自分の弱さや人生にきちんと向き合っていく。大人も泣いて感動できる骨太な名作。
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