30過ぎた“微熟女”がモテている!
30超えたら女は、若さにしがみつくよりも微熟女であるほうが魅力的!という男子が今、増えている。 |
ある仕事仲間の男子が少人数の飲み会で話していた言葉が忘れられない。当時、30過ぎてまもなかった私にとって、「もう若くはないんだ」という自覚はあったものの、「熟女」という言葉はあまりにも遠く感じられてショックだった。
熟女って……欲求不満とか、熟れ切って腐る直前の果物みたいなイメージを勝手に抱いてた。『熟女でムンムン! 団地妻24時』みたいなマンガとかAVとかありそうだし(あくまでも妄想)。
年の頃で言えば、40過ぎかと思ってた。もともとキャピキャピした可愛さなんて持ってなかったけど、たったミソジの垣根を超えただけで、いきなり熟女呼ばわりかよ! と、多少腹ただしかったものの、その男子にとって熟女とは決して貶し言葉ではない、むしろホメ言葉なのだという。さらに、熟女の意味について詳しく掘り下げてみると、
〈熟女〉包容力や知性、品格、色気など成熟した魅力を持った女性のこと。……らしい。たしかに。人として、女として成熟はしたい。失われゆく若さや可愛さにしがみつき、見た目は熟しているのに中身が幼いままなのもアンバランスでカッコわるい。よね?
よしっ! 美しき熟女への道を道を歩もう……。でも熟女って言葉はまだなじまないなぁ。そう、思っていた矢先、ある言葉を耳にした。
それは、「微熟女」(ビジュクジョ)という言葉。文字通り、微妙に熟してきた女性のこと。最初に某男性週刊誌で名付けられ、あのミクシィではコミュニティまでできているほどの話題を呼んでいる。
微熟女の定義は、媒体によって微妙に異なるけれど、おもに以下の通り。
●とりあえず恋も仕事も1周して、多少の酸いや甘いをかみ分けている。
●若さと成熟の微妙なバランスにいる。
●仕事ができて、パンツスーツが似合うようなクールな一面を持ち(『アンフェア』の篠原涼子)
●その一方では母性的な包容力も併せ持つ(安めぐみ的な。安めぐみ、24歳だけど笑)。
●年齢はおもに28~34歳くらい。でも人によって20代前半にも、40代にも微熟女はいる。
要するに、芯の強さと器の大きさとやわらかさを併せ持つってこと。それって、大筋のところ、30女自身としても目指したいところじゃない? 女の本質だとも思うし。しかも、ビジュクジョ……っていう言葉の響きも可愛い!
思い返せば、エビちゃん以上に、今、世間的にブームを起こしている微熟女はたくさんいる。
次のページでは、タイプ別の微熟女について紹介します。