男友だちとセックスレス談義
何でも本音でいいあえる、人間的に魅力のある男友だちは、恋人と同じくらい貴重なもの! |
つい先日、年下の男友だち(29、30歳チーム)と数人でホームパーティーをしていた時のこと。個々の近況から、恋愛事情までひととおり話し合った後に、恋愛談義で盛り上がった。お題は、“セックスレス”について!
「カップルや夫婦は、いつかトキめきがなくなった末にセックスレスになってしまうことが本当に多いよね」という事実を語り合った後に、私や女友だちが「それは絶対に寂しい。セックスレスになったら、別れるかも。ずっと女の人としてみられたい」……etcとセックスレス反対派だったのに対して、男子軍団は全員「セックスレスだってかまわない」と言い出した。
「な、なんで?」と思わず興奮して聞くと、要は「ずっと一緒にいる彼女には、セックスよりも精神的な安らぎを求める」かららしい。たしかに、これまでの恋愛経験上、トキメキが減ることや、セックスレスになることを嫌がる彼氏はほぼゼロだった。嫌がっていたのは、いつも私のほう。
マンネリを嫌がるのはいつも女であり、マンネリの上にあぐらをかくのはいつも男……という法則もある。どうやら、男たちは、「セックスレスであろうと、マンネリであろうと、精神的に甘えられてダラダラできれば、それでいい」と思っているらしい。分からないではないけれど、何だか寂しい。「じゃあ、セックスはどこでするの?」と女友だち。す・る・と、「ほら、男はいろいろ方法があるから」と男子。ああ、はい、風俗ですね。 それって……。でも浮気よりはマシ?
セックスレス談義は結論をみなかったものの、男子の生態がよくわかった。これだけじゃない。話すたび、「男って!」という発見がまだまだある。「やっぱり、エビちゃんが好きなんだ……」「メールの返信が短い理由は!」「なんでこんな単純な恋愛テクに引っかかるの?」……etc そこそこ経験を積んだはずの30女も絶望&爆笑してしまう男の事実が次々に発覚する。
男友だちが教えてくれる、男の基本的な本能や生理は、自分の過去や現在の恋愛に照らし合わせてみると、見えてくることがいっぱいある。それは、次の恋愛の糧になることはいうまでもない。現実を知る分、男性に夢を見なくなるともいうけれど。
何かと驚愕の男の心理も、男友だちから出てくるものだと思うと、いろんな意味で仕方ないなぁと思う。見知らぬ男ではない、人間として信頼している男でもグラビアアイドルが好きなんだと思うと、グラビアアイドルの魅力も見直してみたくなるというもの(杏さゆりちゃんLOVE!)
女子から見たら憧れの対象であるパリス・ヒルトンも、男子から見たら未知の生物だと知ると、セレブな服装を真似るのも考えものだという気にもなる。
次のページでは、男友だちがもたらしてくれる効用の2つめをお伝えします。