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デート、合コン。割り勘の上手な切り出し方

歳の差、年収差のデート、合コンならいざ知らず。同世代のデートでは差額割り勘が常識となりつつあります。どう切り出すのがスマートなのでしょう。

橋本 明彦

執筆者:橋本 明彦

恋愛ガイド

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ソリューションはただひとつ

いつもどきどきするお会計?
いつもおごってるヒトにはすっかり勘の鈍る割り勘の法則ですが、オヤジとおねーちゃんって取り合わせでもない限り、若く且つ同世代での割り勘は自然なこと。もちろん髪結いの亭主を気取る、もーひーな関係性はいつの時代でもあこがれなのは否めません。アジアではむしろそれが男らしいとされてる国が多いとか。

前回の記事で、初デートの店選びとか当日オペレーションとか、コンサルティング会社みたいなコト書いてしまいましたが、その番外編てことで、読み切り単ページモノです。どうやって割り勘を切り出すのか。切実なこの命題を真剣に考えてみましょう。

まずは、デートで。
カッコいいのは、誘う時から云い切れれば素敵です。明日金ねーけどあそぼーよって云って、しょうがないわねってなるような浮浪雲みたいな状態。もちろん初回からでは考えにくいですが、すでにリピーターだったりカレシカノジョ状態であれば、あり得ます。その時は、一緒にお金なくとも楽しそうな企画でも盛り込んで誘ってみるとか。河原でワンカップ飲みながら桜見よーぜみたいな。もちろん毎回で次第に通用しなくなるでしょうが、たまにはいいかもって気分にチープシックって言葉が現代でも通用するなら使ってみては。

次に、合コン。
これは誰かをスケープゴートに使うのがイイですね。非常に卑怯ですが、男子チームの出方見て、自分の次に金なさそうな友達見つけてテーブルの下で足つついたり、徒党を組んでみたり。もちろんそのカレに、えーといくら通し?なんて云わせて場を作らせるとか。気をつけないと金回り良い奴が伝票持って、えーと一万二千円通しなんて男子だけで割りかねないので、その場合は伝票を差し押さえる。もちろんその自分の次に金なさそうな友達にです。自分はさも、まーみんながそれならいいけどぐらいの涼しい顔で。おもむろに六千円取り出します。さらにその時センサーを最大にして、自分のお気に入りの子がどういいう顔してるかをチェックして下さい。えー奢りじゃないの?と、あー奢られなくてよかったを見分けます。後者ならゲームセット。家帰ってネトゲでもしましょう。前者ならば、帰りがけに抜け駆けます。ごめん割り勘になっちゃって、飲み直しでリッツのバーで奢らせてって誘いましょう。よっぽど散財しますが、なーにノーゲインノーペイン。ゴルフだってドライバー買い換え続ければいつかはうまくなるのと同じように(間違ってます)、投資しましょう。ということでソリューションは唯一つ。結局は奢って口説く?

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