基礎の積み重ねを重んじる豊島岡女子学園高校

伝統校も生き残りをかけて、様々な特色を打ち出している

伝統校も生き残りをかけて、様々な特色を打ち出している

1892年に旧加賀藩士夫人の河村常が女子裁縫専門学校を設立。のち、東京家政女学校を経て大正期に牛込高等女学校に発展。戦後の1948年に豊島岡女子学園に改称し、2009年で創設117年を迎えた。

教育指針として、道義実践、勤勉努力、一能専念の三つを掲げ、無心になって努力すること、それを積み重ねること、基礎の大切さを知ること、自分の特技を持つことを重視して教育を行う。また、創立以来の女子教育の精神を受け継ぎ、授業前5分間の運針と、和室・洋室での礼法を学ぶ。朝の運針は“5分間の禅”として、集中力を養う心の鍛錬の時間。基礎とその積み重ねを重んじる学園を象徴する指導となっており、年に1度全校運針記録会も開かれる。

部活動は全員参加となっており、毎日仲間たちとともに楽しみ、がんばることが奨励される。文科系は天文部、政経部、数学部、英語劇部、マンドリン部、ピアノ部、弦楽合奏部、琴部、礼法部、百人一首部など、運動系はダンス部、エアロビクス部、阿波踊りを楽しむ桃李連、登山部、体操部など多彩。堅実で落ち着いた校風で、真面目に努力する芯の強い女子生徒に適した学校だろう。

生徒数は1150名、1学年8~9クラス。

実戦力を身につけさせる指導を徹底し、合格実績を伸ばす

50分授業で6時限まで。中学からの内部進学生と高校からの外部入学生は高2まで別クラス。医学部など難関大・学部への進学を視野に入れたカリキュラムできめ細かく指導する。高1の国語、数学は週6時間、英語は7時間。高2から文系・理系に分かれ、さらに文系Iとして難関私立大コース、文系IIとして国公立大コースを設置。文系Iは国語・英語・社会に重点を置き、文系IIは数学の時間もしっかりと確保。高2・高3の英語・数学は習熟度別授業。

定期試験のほか、毎月の小テストや年3回の校内実力テスト、模試、夏期講習、冬期の入試直前講習、放課後の実力養成講座など実戦力を身につけさせる指導を徹底し、合格実績を伸ばしている。