世界性の豊かな人間の育成を掲げる、東京学芸大学附属高校

教育方針として、純真な気品の高い人間、大樹のように大きく伸びる自主的な人間、世界性の豊かな人間の育成を掲げる東京学芸大学附属高校

教育方針として、純真な気品の高い人間、大樹のように大きく伸びる自主的な人間、世界性の豊かな人間の育成を掲げる東京学芸大学附属高校

戦前の4つの旧師範学校附属小・中学校を一つにして、戦後の1954年に設立。竹早校舎と世田谷校舎が開校されたのち、1960年に現在の下馬校舎が設置され、大学の小金井移転にともない61年より下馬校舎のみとなる。2009年で創立55年を迎える。他の国立校と同じく大学附属の研究校として常に新しい教育の開発、実習生の受け入れを行うことが学校の主要な役割。

教育方針として、純真な気品の高い人間、大樹のように大きく伸びる自主的な人間、世界性の豊かな人間の育成を掲げる。大学進学に対応した授業は行わず、生徒の自主性を重んじ、自ら学ぶ力や協働の精神を培う学習を重視する。部活動も盛んで、ホッケー部、弓道部、ジャズ研究会などユニークな部活・サークルがある。数ある行事のなかでは辛夷(こぶし)祭(文化祭)が知られており、クラスごとに披露する高3の演劇が名物。囲碁部は全国大会入賞、陸上部は国体出場。校則も緩やかでのびのびとして風通しのよい校風で、活発・行動力があり、学習意欲の高い生徒に適した学校でもある。

全校生徒数1059名(男女比はほぼ1:1)。1学年8クラス。生徒のうち約2/3強は付属中学校からの内部進学生。残りを外部募集(09年度は86名)。

生徒自らが学ぶ指導を徹底

受け身の授業ではなく、生徒自らが学ぶよう指導を行っている。総合的な学力・資質を養う一環で、社会や理科の校外実習や実験・観察といった体験的な学習、レポート作成、話し合いや発表などを多く取り入れる。生徒の主体性を大切にし指示型の指導はしないが、授業は高校で学ぶ範囲にとらわれず高いレベルで行われるので、広く予習・復習していく必要あり。総合的な学習の時間は自主テーマにより調べ学習を行い、論文にまとめる。3年間を通してレポート作成が多く、書く力・考える力が鍛えられる。

理科はすべての分野が必修。高1の英語は少人数授業を実施。日本人教員とネイティブ教員とのチームティーチングで行われる。高3は現代文、体育、リーディングが必修で、あとは進路に応じた選択科目となる。