B級グルメ/和食・定食・トンカツ

神田の愛情たっぷり弁当【ばんざい手豆や】

素材にこだわり、愛情を注ぎこんだ廉価でボリュームの手作り弁当。夜は居酒屋に姿を変え、心からホっとさせられる酒の肴が盛りだくさん。

小野 員裕

執筆者:小野 員裕

B級グルメガイド

廉価にして愛情たっぷり弁当

神田、淡路町の交差点から大手町方向へ130メートロほど先、「司町2丁目」交差点を左折すると右手に「ばんざい 手豆や」が現れる。
この店、昼は弁当屋で夜は居酒屋に変貌する変わり種の店として、この界隈でちょいと人気を博しているのだ。
午前11頃から近隣のOL、サラリーマンでごった返し、正午には行列、午後2時には弁当すべて売り尽くしてしまう勢いだ。
画像の代替テキスト
白米のご飯は大盛り無料、みそ汁サービスだ。

ご覧のものは「特製肉ジャガ・コロッケ付き弁当」500円と「今日の焼き魚弁当」(ほっけミリン醤油焼)500円だ。
定番メニューを含めて常時10数種類の弁当があり、人気メニューは「豚角煮」、「卵丸ごと一つ入りのメンチカツ」、「トンテキ」など。価格は380円から最高で700円、平均すると平均526円だ。色々なサービスをつけて家賃を払ってよくこの値段で頑張っているものである。
この価格にもかかわらず、野菜は自ら選んだものを農家から直送してもらい、お米は愛知県三好町のコシヒカリを使用、さらに魚介は愛知県の篠島と東北の三陸から取り寄せているのだ。
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