ストレートに表現するのはちょっと照れくさい、お父さんへの「ありがとう」の気持ち。そんな気持ちを伝えるのに格好の「父の日」が今年もやってきます。今年の父の日は、6月17日(日)。日頃の感謝の気持ちを、今年は「ビール」にたくしてみませんか?

普段は日本のビールが中心だというお父さんに海外ビールを贈ってみると、ビール好きのお父さんにとっては嬉しいサプライズになりそう。ビール王国ドイツの多種多様なラガー。エールの本家イギリスのビール。世界的にレベルの高いピルスナーを造るチェコのビール。美食大国ベルギーの多種多様で個性的なビール。何でも造ってしまうアメリカのマイクロブルワリーのビール。世界には魅力的なビールがたくさんあります。

そんな中から、ガイドが父の日にオススメするのはベルギーのビール。これまでの「ビール」の概念が変わってしまうベルギービール。飲んだことのないお父さんにとってはもちろん、ベルギービール経験のあるお父さんにとっても、初めて手にする銘柄はワクワクする一本になるはずです。

ベルギービールの魅力

知る人ぞ知る美食大国、ベルギー。関東地方くらいの大きさの小国ベルギーには、800種類以上もの銘柄のビールがあり、そのビールには「同じ味は2つとない」と言われています。

ラベルが見えるものは、左から、ホワイト・ビール「ヒューガルデン・ホワイト」、トラピスト・ビールの「オルヴァル」と「シメイ・ブルー」、ピルスナー「ステラ・アルトワ」、ゴールデン・エール「デュベル」、スペシャル・ビール「パウエル・クワック」、レッド・ビール「ドュシャス・デ・ブルゴーニュ」写真提供:ベルギービール Japan 「2006年間売上ベスト10」

ベルギービールの魅力は、なんといっても、その個性の豊かさ。麦芽やホップだけでなく、ハーブ、スパイス、フルーツを巧みに使い、じっくり熟成し、個性を大切にして造り上げられ、一本一本が芸術品ともいえる味わいです。

ベルギービールのカテゴリー

ドイツスタイルやイギリススタイルのビールには伝統的なスタイルがあるため、銘柄は違えど、スタイル名から大体の味わいを想像することができます。

ベルギービールの場合、ドイツスタイルやイギリススタイルのビールに見られる分類とは違い、原料、醸造方法、アルコール度、歴史的な背景、造られている地域など、さまざまな基準を使って分類されています。このことからも、一本一本の個性が多様であることがわかります。

ベルギービールのカテゴリーについては、識者の方々や団体によって、体系的にわかりやすく分類されています。ここでは、ベルギービールを世界に広めたことでも知られるビール評論家のマイケル・ジャクソン氏による分類を簡単にご紹介します(Beerhunter.comのサイトより)。

・ ランビック
フルーツ・ランビック

空気中の野生酵母を取り入れて自然発酵させて造るビール。強い酸味が特徴。

・ ホワイト・ビール
大麦麦芽と小麦で造られる上面発酵ビール。代表的なものに「ヒューガルデン・ホワイト」がある。

・ ブラウン・ビール
主に東フランドル地方で造られる。茶褐色の上面発酵ビール。

・ レッド・ビール
主に西フランドル地方で造られる。オーク樽で熟成させる、深紅な色をした上面発酵ビール。

・ セゾン・ビール
元々は農村部の農家で、冬に仕込んで貯蔵し、夏の農作業の間に水代わりに飲んでいたもの。

・ トラピスト・ビール
トラピスト会(カトリックの修道会の1つで、厳しい規律に従う厳律シトー会)の修道院で造られるビールを指す(古くから修道院では修道院内部の醸造所でビールが造られていた)。現在は、ベルギーに6か所、オランダとベルギーの国境に1か所の、世界で7か所のみで醸造されているビールが、トラピストビールを名乗ることができる。

・ アビィ・ビール
トラピスト会以外の修道院で醸造されていたビールのレシピを、民間の醸造会社が修道院から受け継いで醸造しているビールを指す。

・ ゴールデン・エール
美しい黄金色の上面発酵ビール。アルコール度数が高めで、まろやかな口当たり。

・ ピルスナー
日本や世界各国で一般的に飲まれている淡黄金色のラガービール。

・ スペシャル・ビール
上記のカテゴリーに当てはまらず、造られる土地や風土と密接な関わりを持っているビール。


ざっと並べてみましたが、言葉だけでは、いまいちピンとこないですよね。ベルギービールは、目で読むよりも、どの銘柄でもいいので一本手に取って飲んでみるのが一番。ベルギービールの虜になった方々が熱意を持って語る理由がわかりますよ、「なるほどね~」って。


次ページでは、父の日向けのベルギービールセットを用意しているネットショップ、品揃えの良さに加えて商品の紹介や説明が丁寧なネットショップをご紹介します。