1965年創業の名曲喫茶
「コーヒーロッジ」と冠したダンテは、昭和の名残りが色濃くたちこめる喫茶店。60年代の喫茶店の主流だった山小屋を連想させる内装は、開店から40年以上を経てもほとんど変化していません。
ただそれだけなら、懐かしい(平成生まれの人々にとっては新鮮?)で終わってしまうところですが、ダンテの魅力は2000年代の街角の憩いの場所として、現在もいきいきと機能していることにあります。
右の写真はカウンター奥のコーヒーカップが並ぶ棚に貼られていたイタリア・フィレンツェ「ダンテの家博物館」の入場チケット。喫茶店ダンテのオーナー、吹田(すいた)さんが訪れたときの記念だそう。 こちらは古いバージョンですが、すぐ横にはリニューアルされたあとの新しいチケットが。お店もそのようにして目立たない刷新を続けてきたようです。 |