カフェ/神田神保町・馬喰町・新宿・飯田橋のカフェ

+cafe Flug(カフェ・フルーク)…神保町(3ページ目)

あした、旅にでかけたくなるカフェ。旅行書をめくりながら、チェコやドイツのビール、多彩なリキュールのグラスを巡って、空想世界旅行に出かけましょう。自慢のお料理には野菜と塩豚の旨味が凝縮されています。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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カフェ・フルークの写真

人々が有機的につながっていく場所をめざして

「人と人が有機的につながり、アートを自由に表現できる場所としてカフェを作りました」と高岡さん。この日は3人のアーティストによる展示がおこなわれ、照明や壁の写真などがいつもとは違う装いに変身していました。

建物じたいは、白壁の奥に土壁が眠っているという築年数不明の古さ。店内にはメンテナンスしながら使い継がれてきた古いものたちを大切にしたいとの思いから、70~80年前にイギリスで使われていたチャーチチェアや手作りのテーブルが並び、オーナーの祖父の家にあったという古い木のはしごも、かごをつけてマガジンラックに生まれ変わっています。

お客さまが持ち寄った旅の写真の数々を映し出すパソコンの横には、昭和30年代の地球儀(写真上)。褐色がかったその球面には、もはや存在しない国々の名前が残されていました。 カフェ・フルークの写真

昼間でも軽くお酒を、という文化

お酒の固定概念を取り払って、さまざまなお酒のおいしさに触れるとともに、昼からでも食事に合わせて軽くお酒をたしなむという文化もひろめられたら、と高岡さん。

「1日でも長く、健康的にお酒を飲み続けられるように(笑)、体に優しい料理をご用意してお待ちしています」

こちらはお料理とバーテンダーを担当する松本良一さんの言葉。ビールが本来は繊細な取り扱いを必要とするものであることなど、お酒にまつわる楽しくて眼からうろこが落ちるお話を聞かせていただきました。
カフェ・フルークの写真

▼カフェ・フルークのメニューとショップデータはこちらカフェ・フルークの写真

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