おかげさまでご好評をいただいた前作『カフェの扉を開ける100の理由』(川口葉子/情報センター出版局)の姉妹編となる新刊ができあがりました。


カフェとうつわの旅
~あたらしい和のかたち

【文と写真】 川口葉子
【出版社】 青山出版社
【定価】 税込1680円
※全国の書店やAmazonで好評発売中

旅の朝、美しいカフェでみつけたのは、
つみ重ねてきた歴史と
“今”がとけあう瞬間--

東京~全国59軒におよぶカフェで
出会った「和」の時間

※表紙に使った写真の食器棚は、東海道の宿場町時代の面影を今にとどめる三重・関宿を訪れて、古民家を用いたカフェ「而今禾(じこんか)」で撮影したものです。



近年、身のまわりの「和もの」が見直されて、日本の気候風土から生まれた伝統的なスタイルに再び触れる機会が多くなりました。和食や和菓子はもとより、和装、和のしつらえ、和の道具、「道」と称される芸道の数々の楽しみ。

古典的な様式や技法を大切に継承している和もあれば、従来のルールを離れて人々が自由に楽しんでいる和もあります。

カフェにおいても伝統的な和のかたちと、現代を生きるアーティストたちが生みだすかたちが組み合わされ、新しい和のスタイルが息づきはじめています。

それらのカフェの多くは、暮らしの足もとを見つめようとするまなざし、自然と調和して生きる方法への問いかけ、心をうるおすこまやかな美しさを感じとることのできる空間となっています。

カフェと、現代日本で活躍する作家たちのうつわをテーマに、和の時間を味わいながら旅をしたらどんな風景が見えてくるのだろう——そう考えて、愛用の赤い手帳と重たいカメラを旅行鞄に入れ、ひとりで東京をはじめとして、日本各地のカフェを訪ねてみました。

『カフェとうつわの旅 ~あたらしい和のかたち』には、そんな旅で出会った59軒のカフェをめぐる言葉と写真をおさめています。メディアで紹介されるのは初めてという美しいカフェもご紹介していますので、書店でみかけたら、ぜひお手にとってくださいね。

発売記念として、本の中におさめた長野の「YUSHI CAFE(ユーシカフェ)」をご紹介します。YUSHI CAFEを訪れたのは3月下旬のお天気の良い日。今もカフェで時間の記憶はくっきりと鮮やかです。

友人知人にYUSHI CAFEをご紹介したら、異口同音に「久しぶりに感動があった」「長野のCAFE SHOZO!」との感想を聞かせてくれました。

▼面影を住み継ぐ…YUSHI CAFE